感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤井宏
9
          
            税金の仕組みについての概要でわかりやすかったです。国の税収で消費税がもっとも高いこと、経年的な変化、諸外国との国民負担率の変化などが掲載されています。OECD各国の中で国民負担率48%は中くらい。ルクセンブルグの87%ってこれで暮らせるのかとおもうくらい高いが、要は集めた税金がどのように使われるかということか。施政者には、国民が豊かになるような方向性で考えていただきたい。2025/10/05
          
        sakko
2
          
            税金の種類や内容について、シンプルにまとめられていて読みやすかった。本当に色んな税金があるんだな…と改めて思いました。また、普段支払っている所得税や消費税が、税収全体の半分程を占めている事は知らなかったので、へぇ〜。となりました。自動的に払うシステムになっており手間がなくてラクだけれど、そのお金がどう動いていくかについて如何に無関心だったのか気付きました。自分がいくら払って、そのお金が何に使われているのか。今更ながら、ニュースや新聞を見る等して知る様にしてかなければと感じました。2025/02/22
          
        パチーノ
2
          
            税金の大枠を知ることが出来た。税金を払う私達に分かりづらく複雑に法律が作られていることも同時に改めて知らされる。これだけ納めていると目的税といっても本当にそれらに使われているのか疑問に思う。やはり税金は納めているという感覚よりも取られている気持ちが強くなった。国民が何も出来ないことをいいことに国は税金を取り過ぎだと思う。2025/02/07
          
        ゲルババ
2
          
            年収の壁引き上げが話題になっており、税金について考える人が増えてきたかと思う。 所得税や住民税、消費税など自動的に取られるので、思考停止している人も多いと思う。取る側は徴収すると決めれば取り続けられるが、取られる側は大変だ。税金について国民全員が考える必要がある。この本は日本の税金について説明しており、各税の成り立ち、仕組みなど説明している。戦争の軍事費を稼ぐ為に作られたものが継続されていたり、現代に不用なものが多々あるが誰も批判しない為、取られ続けている。税を国民全員が学び、考えないと取られ続けてしまう2024/12/25
          
        たこたこ
1
          
            前半に税金の仕組みや属性についての総論があり、後半で実際の税金について紹介する構成になっている。これが非常に理解しやすく、後半は淡々と税金について並べられているのだが、前半で大枠を捉えているため驚く程内容が入ってきた。 前半は退屈感が否めないが、そこを過ぎれば後は下り坂のように自然と読める。 入門書として最適な一冊。2025/10/25
          
        

              
              
              
              
              

