内容説明
「書きたいこと」ではなく「相手が求めるもの」を書く、文章の「真の目的」をはっきりさせる、文章は「素材」でできていると知る、形容詞ではなく素材を並べるほうが説得力が高まるetc…すぐに試せて簡単な「書き方」のコツが43個。「書こうとすると手が止まる」はこれで解決!
目次
STEP‐1 「マインド」を変える(実は「書けない」のは当たり前だった;「どう書くか」より「何を書くか」が重要)
STEP‐2 「書く前」を変える(文章はゼロから書くわけではない;文章力とは実は「メモ力」であると知る)
STEP‐3 「書き方」を変える(まずは「素材」のピックアップから;誰も言わない「書き方」のポイント5つ;とっておきの心得「形容詞を使わない」 ほか)
著者等紹介
上阪徹[ウエサカトオル]
ブックライター。1966年兵庫県生まれ。89年早稲田大学商学部卒。ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。雑誌や書籍、Webメディアなどで執筆やインタビューを手がける。著者に代わって本を書くブックライターとして、担当した書籍は100冊超。携わった書籍の累計売上は200万部を超える。ブックライターを育てる「上阪徹のブックライター塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
11
文章を書くための要点が紹介された本。改まった文章を書こうと身構えてしまうとなかなか先に進まないことが多いが、本書ではシンプルに書き出すために大切なことが記されている。まず書く前に何を伝えるのかを考えて素材を準備すること。普段感じたことや新たに知ったことをメモに書き留めておき、伝えたい事柄を要点を踏まえつつわかりやすく記すことを心掛ける。各目的を明確にし、相手が知りたいと求めることを書き、読み手がきちんと理解できることが肝要。ビジネスで求められるのは説得力であり納得力、書くべきことを書くという視点は重要。2023/10/19
黒頭巾ちゃん
4
▼読み手を意識する▼真の目的を持つ▼書く前にメモで準備をする▼素材→事実、数字、エピソード▼起承転結は不要▼箇条書きにして矢印で順番を決める▼1文60文字短くする▼形容詞は使わない▼読むトレーニング→筆者はAERAを3年以上読んだ▼2023/02/05
☆ツイテル☆
2
フライヤー2023/04/13
Mistral_K
1
素材を集める→選ぶ→並べ替える。 形容詞に頼らない。 自分が書きたいことでなく相手が求めていることを書く。 説得力あります。 アウトライナー思考法でも同じ指摘がありました。 ツールは違えど本質の部分は変わらないのですね。2023/05/05
桜
1
大事な要素がたくさん詰め込まれて参考になった。簡単なのに、なるほどと。文章を書く時に、また読み直したいと思う。2023/05/04