出版社内容情報
菊地 正俊[キクチ マサトシ]
著・文・その他
内容説明
売られ続ける日本市場で「買われる銘柄」は何か?株式市場を支配する潮流が見えてくる!
目次
第1章 「外国人投資家」とは何者で日本の株式市場にどういう影響を与えているのか
第2章 外国人投資家が好む業種と買いたくなる銘柄とはどういうものか
第3章 外国人投資家は日本をこう見ている 政治・経済・金融・財政・ESG…
第4章 外国人投資家が日本企業に求めているものとは
第5章 運用資産規模が桁違いに大きい米国投資家
第6章 日本株投資が縮小した欧州投資家
第7章 ヘッジファンドやアクティビストが多いアジアの投資家
著者等紹介
菊地正俊[キクチマサトシ]
みずほ証券エクイティ調査部チーフ株式ストラテジスト。1986年東京大学農学部卒業後、大和証券入社、大和総研、2000年にメリルリンチ日本証券を経て、2012年より現職。1991年米国コーネル大学よりMBA。日本証券アナリスト協会検定会員、CFA協会認定証券アナリスト。日経ヴェリタス・ストラテジストランキング2017~2020年1位、2022年2位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつJapan
19
【とても良かった】● 外国人投資家が日本株をどう評価しているかがわかる、ありそうでない本。日本にはとても厳しい内容。 ● 今の岸田政権は全然評価されていないよう。 ● ともかく日本株は時価総額が小さすぎるらしい。 ● 「‥・外国人投資家の儲け方と発想法」も良さそうなので読みたい。 ● 以上ですが、そんな中でも中小株で上がっている株は上がっているので、外国人投資家が地合いの悪い日本の中のきらりと光る株をどうやって拾っているのかは知りたかった。2022/12/08
アマノサカホコ
8
大阪市図書館。外国の投資家が日本株の上昇に必要と知ったので借りてみた。金額ベースのほうが株数ベースより外国人保有比率が高いのは外国人投資家は大型株を保有する傾向が強いため。保有データは会社四季報や金融庁のEDINETで。保有比率の方向性と重要提案行為か純投資か保有の目的を確認することが重要。他情報源として英語だが13Fファイリングが挙げられる。世界を相手にするお仕事で知らない世界を覗かせてもらった。本ってほんと素晴らしい。他アノマリーや外国人投資家が好む業種などはX(旧Twitter)にて2024/04/07
gokuri
5
23年9月に発行の外国人投資家の動きを分析した本。 米国に比較して、圧倒的に規模が縮小してしまった日本株式相場で、どういった視点で外国人の投資家が日本においてさんかしているのか具体的に語る。 一定の規模が必要なこと、株主重視の姿勢を強くもとめること、不必要なキャッシュ、株式持ち合いをきらうことなどなどは一般的ながら、外国人投資家の動きを参考に日本人投資家が設ける手法のいくつかも紹介されている。 後段は、個別の外国人投資家、ヘッジファンドにふれ、過去の活動も紹介されている。2024/05/22
ray
3
☆4 外国人投資家の日本株離れ。業界再編、新陳代謝が遅い。日本経済は中国のおまけ。4月最大買い、9月最大売り、10月11月買い。時価総額、海外比率、オーナー系企業、社長力。コングロマリット企業よりピュアプレイ企業。事業部門を分割して上場(スピンオフ)求める。株式持ち合い解消。親子上場解消。自社株買い。悲観時に外国人投資家の人気銘柄の押し目買い。2022/11/22
h t
2
プライム市場のゆるゆるさにあきれられてる2023/02/19