「印象」の心理学

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  • サイズ 46判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534058898
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0011

出版社内容情報

人は印象で判断しがち。その背景にある「バイアス」について社会心理学をもとにわかりやすく解説。

内容説明

あなたは「人を見る目」がありますか?認知バイアスが人の判断をゆがませる。面接、評係、商談、プレゼン、婚活、合コン、デート…結局、人は「なんとなく」で決めがちだから「人を見る目」を磨くには、まず、わたしたちの「思考のくせ」を知ることから。

目次

1 人はこうして判断している(人が判断する際の「認知の枠組み」;「バイアス」という思考のくせ)
2 「他者」の印象はどのようにつくられるのか(あなたは「人を見抜けるひと」ですか;あなたは「人の気持ちがわかるひと」ですか;あなたはどうして「その人が好き」なのですか;あなたは、「その人のこと」をほかの人にどう伝えていますか)
3 「自分」の印象はどのようにつくられるのか(あなたは「自分」をどう見ていますか;あなたは「人からどう見られたい」ですか;あなたは「人にどう見られて」いますか;あなただ「見ている自分」は本当の自分ですか)
4 「集団」の印象はどのようにつくられるのか(あなたは「あの人たち」をどう見ていますか;あなたは「あの人たちのこと」を仲間にどう伝えていますか)
5 本当に「その印象」でよいのか(わたしたちが抱く「印象」に、バイアスはどのような影響を与えるのか;「思考のくせ」との向き合い方)

著者等紹介

田中知恵[タナカトモエ]
明治学院大学心理学部教授。博士(社会学)一橋大学。早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修卒業後、出版社勤務を経て、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、博士後期課程単位取得退学。2016年より現職。専門は社会心理学、社会的認知(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

27
名著。人や集団あるいは自己に対してどのように印象が形付けられるかということを分析してい本。「自分自身も、伝えた内容に一致する態度を持つようになる」つまり、自分がなりたいような性格を表明することによってそのような性格になることが出来る場合もあるかもしれない。面白いのが他人を見る時に必ず自己スキーマ(自分に対する印象や知識)を通して他人を見ていることである。よって他人による自分に対する評価もまた、他人のスキーマによって形成されるため、およそ自分自身を表することは出来ていない。2022/05/19

チャー

19
他人やグループ、組織、出来事など、直感的に雰囲気、見た目などから感じる印象について心理学的な面から解説した本。自分も含めたそれらの印象は、個人が内面に持つ偏りの影響が大きく、大抵は好ましいと思う情報を探し認めてしまう傾向がる。本書の導入部分で綴られている社長のイメージについても、自身、説明されている文体や勝手に持つイメージで人物像を想像してしまっているという面に気付かされハッとした。同じ事柄についても関係する人々の認識はここで異なる。必ずしも断定できないが無意識にしがちな傾向を知ることができ興味深い。2022/04/19

mana

18
図書館本。しっかりした社会心理学の本。「バイアス」「思考の癖」を認知して、少しずつ取り去っていきたい。何度か読み込みたい。手元に置いておきたい本。2024/09/10

テツ

16
ふんわりとした表紙の印象からは全く想像がつかない硬派な内容。社会心理学的な側面から大量の論文の引用&レビューを行い、自分自身や他者に対しての印象や評価がどう構築されていくのかを考えていく一冊。自分に向ける目(評価)も他者に向ける目(評価)もバイアスがかかりまくり歪みまくっている。意識しようがしまいが人はどうしたって自分自身には激甘なのだ。ありとあらゆるモノゴトに対して抱いた印象について何故そう感じるに至ったのかと常に点検することと、スクラップアンドビルドを恐れないこと。それに尽きる。2023/04/10

ジョンノレン

8
対人、対集団、対自己に係る認知の傾向を徹底的に分解して、実証的に説こうと試みた書。思考の癖や先入観などで認識を誤ったり、自分の評価が絡むと自分に都合の良い方に持っていこうとしたり、いじましい人間のサガも浮き彫りにされる。面白かったのは、内省そのものに限界があり「理由の分析」は概して徒労に終わるとの説。とにかく諸々のバイアスに気をつける事だか、これを避けるために、オルターナティブ、別の選択肢も睨む余裕も大事だなと思った。また自己評価についても、少し遠目に見て、しなやかに肯定と否定の程よいバランス感覚が肝要。2022/03/29

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