出版社内容情報
論理的に考え、伝えるためのルールや習慣を、やさしい問題を繰り返し解きながら身につける本。
内容説明
本書は、論理や論証、議論・反論の仕方など「論理の基本」を学ぶためのトレーニングブック。やさしい問題を繰り返し解くことで、論理的に伝えるために押さえておくべきルールや習慣が身につきます。
目次
「議論」とはなにかを知ろう
「反論」とはなにかを知ろう
「論理」とはなにかを知ろう
「論理的」とはどういうことかを知ろう
もっともらしさが重要
前提と結論をつなぐ部分を明言しよう
隠れた前提に注意しよう
主張の中に「私」を入れない
支える部分の中に「私」を入れない
論証の説明は、可能なかぎり詳しく
論証では逆接を使わない
字面の意味だけで表現しよう
著者等紹介
小野田博一[オノダヒロカズ]
東京大学医学部保健学科卒業。同大学院博士課程単位取得。大学院のときに2年間、東京栄養食糧専門学校で講師を務める。日本経済新聞社データバンク局に約6年勤務。ICCF(国際通信チェス連盟)インターナショナル・マスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もーちゃん
1
とても優しい内容になっていてわかりやすい。 短い例題がたくさんあふところと、納得できる解説があるところが良い。 今のタイミングで論理を知ることができて良かった。2021/10/07
まっちゃん
0
正直に感想を書くとすれば、この本は著者のオナニー本で、読者を置いてけぼりにする一冊だと感じた。一般的にあまり馴染みのないものを事物として挙げたり、やたら英語圏なら〜と付け加えたりと、まるでTwitter上のクソリプのような文章が散見された。さらには、論理力の基本と謳っているのに、本の構成や例題の解答などがおおよそ論理的であるとは思えないものだ。参考になる内容は部分的に存在したが、この内容であればネットで軽く見るくらいで充分だろう。物好きな方は読んでみると良い。2023/06/24
mizuki
0
相手の話がわからないこと、そして、相手に話が伝わらないことが、まあまあな頻度であり、不快だと感じていた。論理をしっかり理解したくて、読んでみた。きっとこれ、数年後にはまた読み直さないといけなくなるな。 2021/12/22
かびごん2
0
構成としては、論理の基本的な解説+問題+問題解説といった形で基本を学ぶ入門書としてわかりやすいものだったと思う。論理を学ぶ上で日本人が躓きやすい部分を数々の問題を通して繰り返し学習することができるが、何度も間違ってしまった。結果として、一読では、わかったようでわからない本だった。また、「論理力」と「端的に伝える(伝わる)力」は別物だと感じた。ディベートなどの機会があり論理を学ぶ入門書としては良いのかもしれない。2021/11/06