出版社内容情報
伝説の外資トップが、強い会社になるツール=「経営理念」の作り方と使い方を教える実践的指南書。
内容説明
理念のある会社は、ない会社の2倍成長し4倍利益を出す。“伝説の外資トップ”がいま経営者に教える永続の原理原則。
目次
第1章 いまなぜ経営理念なのか
第2章 理念なきリーダーになぜ人はついていけないのか
第3章 経営理念は徹底した自己省察で見えてくる
第4章 優れた経営理念の条件―実例にみる本質
第5章 経営理念の創りかた
第6章 生きかた経営理念の使いかた
第7章 経営理念を目標・戦略・戦術に落とし込む
著者等紹介
新将命[アタラシマサミ]
1936年東京生まれ。早稲田大学卒。株式会社国際ビジネスブレイン代表取締役社長。シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップスなど、グローバル・エクセレント・カンパニー6社で活躍し社長職を3社、副社長職を1社経験。2003年から2011年3月まで住友商事株式会社のアドバイザリー・ボード・メンバーを務める。「経営のプロフェッショナル」として50年以上にわたり、日本、ヨーロッパ、アメリカの企業の第一線に携わり、いまもさまざまな会社のアドバイザーや経営者のメンターを務めながら、長年の経験と実績をベースに、講演や企業研修、執筆活動を通じて国内外で「リーダー人財育成」の使命に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
復活!! あくびちゃん!
6
今、経営理念を作る訳ではなかったのだが、どうしても気になり読んだ。この本には、経営理念の本質、経営理念の立案・策定、そしてその経営理念をどのように使うかが書いてある。今回気づいたことは、幹部社員とどのような経営理念が良いかを一緒に考え、共有することだと思う。経営理念は経営者の志を表すものではあるが、それだけでは単なる“お題目”となってしまい、社員には伝わらない。そのような経営理念が世の中には多いと思う。それが出来ていない企業は、立派な経営理念があっても、結局は実績が伴わないのだということを痛感しました。2023/03/20
mkt
5
長寿企業に必要な条件①理念の確立と継承②変化への迅速な対応/理念メリット①求心力②誇りの力③信用力と信頼力④求人力⑤業績力⑥資金力/理念の作り方①理念の重要性の理解②複数の少人数グループでキーワードの洗いだし③各グループで理念の立案④各グループによる発表及び議論⑤経営者が一本化した理念を策定⑥各グループ全員に対する発表と議論⑦経営者による最終案決定⑧全社員に対する発表/理念を使ってこそ/ワーキングツールとして使う/理念の枝葉は変わってもいい/アップルは理念がない/ 20220328読了 253P 14分 2022/03/28
Kooheysan
3
経営理念(「理念」=MISSON,VISION,VALUES)はなぜ必要かの説明はもちろんのこと、その創り方・活用の仕方をきちんと丁寧に説明してくれる、まさしく文字通り教科書として使える良書です。2024/11/07
hayataka
3
経営理念の重要性といったWhyだけでなく、つくりかたというHow部分についても、著者の経験からまとめており、わかりやすい。周りを巻き込みながら進める部分もあるが、まずはしっかりと自分の考えを言語化していきたいと思った。2020/11/06
スケイダ
1
経営理念→経営目標→経営戦略→戦術の一気通貫、その大元の理念の大切さ!その理念も「普段に使ってナンボ」か...きっとこの先何度もここに立ち返るんだろうなぁ!!2021/02/27