出版社内容情報
システム設計のキモとなるデータモデルの用例を豊富に紹介するとともに、実践的な書き方を伝授。
内容説明
売上伝票から国家予算までモデル例が満載。組織、取引先、決算、商品、契約、構成管理、稼働管理、残高、予実管理などのモデリングが業務知識とセットで理解できる。
目次
第1章 『かね玄』のデータモデル
第2章 主キーの重要性
第3章 正規化と正規化崩し
第4章 データモデリングの進め方
第5章 企業と事業
第6章 仕訳と決算
第7章 商品と契約
第8章 設備と能力
第9章 残高と取引
第10章 予算と実績
著者等紹介
渡辺幸三[ワタナベコウゾウ]
業務システム開発を専門とするプログラマ。システム設計ツール「X‐TEA Modeler」、ローコード開発ツール「X‐TEA Driver」の開発者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sherlock Holmis
1
良心的な書物2023/03/17
トリ
0
グラス片手にデータベース設計はPOAベースの本で、こっちはどっちかというとDOAベースの本だった。 業務から必要なテーブルを起こすか、あるべきデータの形からテーブルを起こすかの違い。 ただ、ゼロイチってわけじゃなくどっちに比重が傾いてるかで、どちらも極端に片方によっているって訳ではない印象。2025/06/29
Satsumaimo Marron
0
ここまでちゃんと考えてモデル化したことはなかったので、勉強になる。正規化に対する崩しの概念は経験則でやることはあったけど、ここまで考えてやってなかったと反省。2023/03/20
やま
0
プロセス志向なアプリが多いということの弊害について、力強く主張してくれている。 確かにこれまで携わったプロジェクトでも現行業務の解析から入っていくことが多かった。 完全に無駄では無いがどうしても引きずられることが多い。 本書では、法人活動をシステム化する際、応用の効く論理設計モデルを例示してくれている。 特に、コーポレート系システムの類型、テーブル間リレーションの分類、広く実装されているDB設計のアンチパターンなど、私にとって有用なヒントが沢山入っていた。 データ処理のための「器」の重要性を再確認できた。2021/02/12
Targaryen13
0
久しぶりに技術系の勉強に。 データモデルの大切さは私自身もよく言っているのですが、我流な部分も多いのでこの本を読んでみました。 結果的には少し期待と違う部分が多かったですが、アジャイル開発とデータモデルの関係性については良い気づきを得られました。2021/01/02
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- 和書
- 全身がん政治家