出版社内容情報
風野真知雄[カゼノマチオ]
著・文・その他
内容説明
手の怪我から四カ月ほどが経ち、ようやく本格的に同心の仕事を再開した徳川竜之助は、宿敵である柳生全九郎の死を知る。「全九郎はもう一人のわたしだ」との思いを持つ竜之助は、彼が最後に探ろうとしていたという謎について調べはじめる。一方で、竜之助の師である柳生清四郎も、葵新陰流の行く末を思い、ひそかに動き始めていた。傑作時代小説シリーズ新装版、第十一弾!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。93年に『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2015年に『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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