集英社文庫<br> 遺言未満、

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集英社文庫
遺言未満、

  • 椎名 誠【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087445893
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

その時、何を見て何を想い、どう果てるのか。
空は蒼く広がっているのだろうか。
風は感じられるのだろうか――

齢76。作家、ときどき写真家が
カメラを抱えて迷い込んだ
"エンディングノート"をめぐる旅17。

「ぼくなどはもうとうに"死亡適齢期"に入っていたのだ」。
お骨でできた仏像、葬祭業界の見本市、元路上生活者の人の共同墓、海洋散骨……。
超高齢化社会日本で白熱する「よき逝き方」をめぐる現場に、カメラを手に接近し考えた3年間の"エンディングノートをめぐる旅"。
世界中を旅してきたなかで、異なる習俗、宗教の向こう側の生と死を見、体感してきた。何度も死にそうな目にもあったけれど、今、初めて、本当に真剣に「自分の仕舞い方」と向き合ったシーナが見出した新たな命の風景とは――。
作家生活40年を越え、約290タイトルを上梓してきた著者新境地の、静かなる一冊。

【著者略歴】
椎名 誠(しいな まこと)
1944年、東京生まれ、千葉育ち。東京写真大学中退。「本の雑誌」初代編集長。流通業界誌編集長を経て79年『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。「怪しい探検隊」シリーズ、『岳物語』『大きな約束』『家族のあしあと』等著書多数。監督映画に『白い馬』(日本映画批評家大賞最優秀監督賞)等。

内容説明

お骨でできた仏像、人とのつながりの希薄さが生む孤立死の問題、ハイテクを組み合わせた最新葬祭業界の実情―。「死とその周辺」がテーマの取材は、かつて経験した九死に一生の出来事、異国で出合った変わった葬送、鬼籍に入った友人たちの思い出などと重なり、やがて真剣に「自分の仕舞い方」と向き合うことになる。シーナが見出した新たな命の風景とは?“エンディングノート”をめぐる旅17。

目次

「死」を知る生物
念願のお骨佛をおがみに
家のいのち
遺骸と地獄好き
四万十川での死
孤立死はいやだ
身のまわりの「死」のことなど
多死社会を迎えうつ葬祭業界
遺言状と死にそうになった話
葬列の記憶
鳥葬へのあこがれ
東京のイスラム教モスクに行く
墓のない国
ハイテク納骨堂の周辺
骨を喰らう。骨を撒く
遺言未満

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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時代

13
私事ではあるが、先月末に父親が逝った。突然にあっさりと。まだうまく受け入れられていない。椎名さんと同じ年代だった。人はいつかは死ぬんだな。ここに書かれていた葬儀業界の話や、自然散骨の話など、ある意味参考になりました。椎名さんはまだまだ長生きしてくださいね。2023/12/19

フーミン

9
椎名さんの本ずっと読み続けているうちにいつのまにかこんなエッセイを書く日が来たんだと思うと感慨深いものがある。でもヤンチャぶりも備えていて読む人の心を打つ。あったかい…2024/02/16

MICKE

6
久しぶりの椎名誠、シリアスなんだけれども、文章が温かく身に沁みてくる。2024/02/05

オガヘー

2
「死とその周辺」がテーマで、世界には様々な葬送の方法があることや、お骨佛の話が興味深かった。個人的には、お墓って必要なのだろうか?と常々感じていて、海洋散骨とかいいよなーと漠然と思っていたので、具体的な事例の話を知れたのも良かった。まだ30代なので、そんなことは当面先の話であって欲しいが…笑2023/12/01

にやり2世

1
でかい見出しが目に入るとドキッとした。死に関するものばかりだからだ。自分は海に散骨されたいと考えてたから、その取材の話はすごく真剣に読んだ。あとがきの話はぶわっと泣いた。2023/12/27

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