ブルーバックス<br> 知られざるサメの世界―海の覇者、その生態と進化

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ブルーバックス
知られざるサメの世界―海の覇者、その生態と進化

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065391037
  • NDC分類 487.54
  • Cコード C0245

出版社内容情報

 映画『ジョーズ』に登場した、巨大で恐ろしい人食いザメに代表されるサメのイメージ。流線型の体と長い背びれをもった、美しいシルエット。どちらもサメの典型的なイメージだ。しかしそれだけではない。食卓に上るサケやサンマ、アジなどの硬骨魚類とはことなった軟骨魚類であり、もっとも長寿の脊椎動物であり、もっとも速く泳ぐ魚類の一つでもあるサメ。その特異な生態をサメ研究の第一人者である著者らが詳細に解説する。
 また、硬骨魚類から分かれ、エイと分岐し、どのように現在の多様性をもつにいたったのか? さまざまな古代ザメを紹介しながら、その進化の道筋をたどる。
 さらには世界初の人工子宮によるサメの繁殖を試みている美ら海水族館の研究者ならではの内容として、サメの繁殖にも1章をもうけている。
 機能形態・生態・分類・繁殖と、専門的にかつ網羅的に解説した、類を見ない一冊。水族館でも最も人気のある魚種であるサメの総合解説書として刊行いたします。

内容説明

深海から浅海、河川まで席巻する不思議な生き物。硬骨魚類ではなく、軟骨魚類である。あるものは、生態系の頂点に君臨している。またあるものは、脊椎動物では最長寿である。魚なのに胎盤で赤ちゃんを育てるものもいる。果たして、その実態は―!?それがいまだにわからない。謎深き生物の謎と魅力に迫る―。

目次

プロローグ サメを科学するとはどういうことか?
第1章 サメの機能形態学(食べる;泳ぐ ほか)
第2章 サメの分類と形態の多様性(意外なサメの多様性;サメとエイは何がちがうのか? ほか)
第3章 サメの進化史(現生種の祖先たち;エイの進化 ほか)
第4章 サメの繁殖方法と進化の謎(サメの卵・生殖器官・交尾;サメの繁殖様式 ほか)
エピローグ サメたちの未来を展望する

著者等紹介

冨田武照[トミタタケテル]
1982年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。北海道大学総合博物館、米・カリフォルニア大学デービス校、フロリダ州立大学沿岸海洋研究所での博士研究員を経て、現在、沖縄美ら島財団総合研究所動物研究室主査研究員。水族館管理センター魚類課兼務。サメの機能形態学、形態進化学を専門とする

佐藤圭一[サトウケイイチ]
1971年生まれ。北海道大学大学院水産科学研究科博士後期課程修了。沖縄美ら海水族館、沖縄美ら島財団総合研究所動物研究室長を経て、現在、沖縄美ら海水族館統括。サメの系統分類学、比較解剖学、繁殖生物学を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

4
タイトルの通り、まさに知られざるサメの世界。知らないことばかりで、すごく勉強になるし、面白く読める。2025/05/14

倉屋敷??

4
とにかく魅力的な生き物だ。 特にニシオンデンザメの数百年という超寿命には驚かされる…。 まだまだ謎多き存在のサメ。水族館等で見る機会があればじっくり観察したいですね。2025/05/03

呑司 ゛クリケット“苅岡

3
鮫をただ恐ろしい魚だと思っている人は多いと思う。鮫に限らず多くの生物が人類の先輩だと言うことを忘れていた。地球上に4億年前から存在している鮫はまだまだ謎を明かしてはくれていないようだ。軟骨魚類で生態系の頂点に君臨し、人の数倍の寿命である鮫類の魅力はますます深まること間違いない。現在知りうる情報だけでも有り難く読めた。 2025/04/16

黒田将茂

0
サメについては大きくて歯がたくさんある程度のイメージしかなかったが、確認されている全種類のサメのうち半分以上は深海に住んでいることや胎盤を持つ種が多く存在することなど、サメのもつ多様性に驚いた。 本書の中で登場するサメの挿絵や写真で素人目にはほぼ同じように見えるものも著者の解説により違いを知ることができるのも面白かった。 サメの泳ぎ方や体の特徴などについて工業製品を例にとった説明が多い。2025/04/05

くろう

0
4億年の進化を経た、謎に満ちた生物、サメ。生き物としてもモチーフとしても好きなサメ。水族館で張り付いて見てるくらいしかしてこなかったので、知識を深めたいなと思って発売を待っていました。面白い。メガロドン、サメの歯、光るサメ、多様性、まだまだ謎だらけの進化、繁殖方法、人工子宮。美ら海水族館で撮りまくってきたサメの写真を見返しながら。面白かった。これを読んだら美ら海水族館行きたくなる。展示じっっくり観たい。サメの図鑑も欲しい。まだ見ぬサメや他の生物の為にも、もう少し環境問題にも目を向けてみようかなとも思った。2025/03/27

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