出版社内容情報
業界研究の定番書が大改訂。元売再編など歴史的転換点にある石油業界の最新事情を解説。
垣見裕司[カキミユウジ]
目次
第1章 石油業界の最新常識
第2章 大きく変わる国際原油市場
第3章 大きく変わる石油業界の構図
第4章 国内石油流通市場の動向
第5章 セルフSSの実力と今後のSS
第6章 近未来自動車とSS業界
第7章 震災と石油業界
第8章 日本のエネルギー問題を考える
著者等紹介
垣見裕司[カキミユウジ]
東京麹町生まれ。成蹊大学工学部経営工学科卒。成蹊高校硬式庭球部監督を務める。卒業後、垣見油化株式会社入社、1994年代表取締役専務、2015年より現職、代表取締役社長。2001‐02年、09年資源エネルギー庁石油流通課研究会委員。2002‐07年同庁石油販売業経営高度化調査・実現化事業委員長。2010‐13年水素スタンドビジネスモデル検討委員会委員(トヨタ系シンクタンク(株)テクノバ主催)。2014‐16年水素社会の実現に向けた東京戦略会議委員(東京都舛添知事→小池知事主催)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ホッパー
23
石油についてのお勉強。他書籍と比べると、サービスステーションの動向についての話が多め。2020/02/15
Yoshi
1
現在のエネルギーの主力は間違いなく石油であり、その内実と代替エネルギーとの関係性が書いてあり勉強になった。 石油は現在、日本では少ししか取れないため産油ではなく輸入したものを加工するといった形態をとっていることやセルフと有人の違い等も挙げられていた。 興味深かったのは、SSを行う企業がエネルギー全般を扱うようになり石油や灯油だけでなく、太陽光、地熱や風力、原子力も踏まえた総合的なエネルギーを見るようになるべきという考え方でこうしたことはこれから暮らしていくうえで考慮すると良いのではないかと思った。2021/01/07
たくと
1
就活で石油関係の会社を受けることになって、業界研究のために読んだ。この業界について全く知らなかったが、読みやすかった。過去の問題、現在のあり方、未来への展望がコンパクトにまとまっていて非常に良かった。2017/05/30