出版社内容情報
ロングセラー待望の増補改訂版! 日本文化への理解が深まり、占いや風水の基礎理論がわかる。
内容説明
ロングセラー待望の増補改訂版。大幅加筆によって、五行説についての解説が充実。新たに、東洋医学と五行説との関連も詳しく紹介。
目次
序章 不朽の思想・陰陽五行
第1章 陰陽五行とは何か
第2章 陰陽五行の知られざる世界
第3章 十干と十二支と陰陽五行
第4章 暦と時と卜と
第5章 陰陽五行と方位
第6章 日本版陰陽道の起源とその後
第7章 生きている陰陽五行
著者等紹介
稲田義行[セダヨシユキ]
1968年、茨城県生まれ。立正大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻は哲学。主にM.ハイデガーとその周辺を研究。現在、茨城県立高等学校教諭。主に公民を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
18
再読。前回と同じ感想を抱いてしまったのは、それだけインパクトの強いことなのかもしれません。その他、十干と支は単独では用いられず、組み合わせることで意味を持つというのが印象に残りました。2019/04/01
ショウジ
16
暦から陰陽五行に興味を持ち始めて、本書を手に取りました。とてもわかりやすい一冊でした。陰陽五行の基本書として何度も読み直したいと思います。2022/08/17
デビっちん
16
陰陽五行がどういう経緯を経て生まれ、いかに日本文化に密接に関わっているかがよくわかりました。数や音、方向、時間等、一見関係なさそうなことに次々と陰陽と五行を配当、結合し、それらの説を取り込むことで融合され、より強固で美しいモノに体系化されていきました。慣れていないのと情報量が多いことで、消化不良気味ですが、この世の成り立ちを知れたのではないかと感じました。+あの事柄、陰陽五行を当てはめると、どう説明できるだろうか?2017/06/02
澄
9
【立読】陰陽、五行、易経、風水と現在にも通じる、運用されている内容の紹介。家相で南東が欠けている場合、髪の毛の影響があるとのこと、、、 道理でハゲになるわけだ!2016/04/26
長岡紅蓮
5
何気ない日常生活にも陰陽五行思想が入り込んでいることが知れた。節句や土用の由来などは改めて知りました。「青春」や北原白秋の「白秋」という語源も陰陽五行に関係しているとは驚き。また、桃太郎の解釈も読んでいて面白かった(干支と関係性)。2018/04/14