目次
在庫とは何か、なぜ問題になるのか
在庫の基本1 会計上の在庫
在庫の基本2 流通業の「もの」としての在庫
在庫の基本3 製造業の「もの」としての在庫
在庫の基本4 伝統的在庫管理手法の考え方
在庫最適化への取り組み1 サプライチェーンをデザインする
在庫最適化への取り組み2 需要予測・販売計画プロセスの最適化
在庫最適化への取り組み3 需給調整プロセスの最適化
在庫最適化への取り組み4 物流対応による在庫最適化
在庫単価の改善活動と注意点
在庫最適化のための「見える化」と管理指標
在庫最適化のためのシステム
著者等紹介
石川和幸[イシカワカズユキ]
早稲田大学政治経済学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。日本能率協会コンサルティング、アンダーセン・コンサルティング(現、アクセンチュア)、日本総合研究所などを経て、サステナビリティ・コンサルティングを設立、代表を務める。専門は、ビジネスモデル構想、SCM構築・導入、ERPシステム導入、管理指標導入、プロジェクトマネジメントなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なかりょう
6
腹落ちする、とはこういう事を言うのだなと、深く納得・共感できる内容でした。在庫管理を一人歩きさせるのではなく、販売計画からの落とし込みがいかに大事かという事、また担当者任せにせず経営のコミットメントが不可欠である事を、平易な言葉で分かり易く説明してくれています。数式や理論に偏らず、実務の視点が全編に貫かれていました。2023/01/26
Hiroshi Obara
2
教科書として使いたい。2017/05/10
おじ丸
1
基本的な内容が網羅されているだけでなく、具体的な教えも多く非常に有益だった。 定期的に読み返したい。2021/03/04
houraiken
1
とてもよくまとまっていて、必要な情報はここにあるという感じの本。 在庫管理やSCMをする人はもちろん、逆に営業や工場側の人も読むと全体的な視点を得られて会社としての最適化が進むかもしれません。 付箋をたくさんつけたので必要な時にまた開きます。2020/10/19
tomihorn
1
会社にあったので借りました。 在庫管理とそれに付随した知識を得られる内容でした。SCMは取り組んでもなかなか進まず挫折するのを見てきたが、この本のとおり経営陣が内容を聞くだけで実務部隊が疲弊していくからだと思う。 在庫管理に対して100点はないので、どのやり方が自社に合うのか、手助けになる、参考になる一冊でしょう。 Amazonとトヨタでは在庫に対する考え方は違うのだから、この本の通りにすれば在庫管理はうまくいく、と思わないように。2019/12/20