内容説明
日本、中国、そして朝鮮。近接する三つの国々は、古くから人や文物が往来し、密接にかかわりながら発展してきた。海を渡って、建築技術、焼き物、仏教などが日本へ伝えられ、独自の発展を遂げた。江戸の鎖国政策のもとでも、華やかな朝鮮通信使が日本各地を行列し、熱狂的な歓待を受けていた。最新の研究成果をもとに、極東の三国の歴史を探る。
目次
第1章 中国に初の統一国家が誕生
第2章 朝鮮半島に勢力をのばす漢
第3章 乱世の中国と朝鮮、ヤマト朝廷の誕生
第4章 唐の隆盛と高句麗の滅亡、国号を日本に
第5章 宋と異民族国家の争い、高麗の誕生
第6章 モンゴルの大帝国と、二度の元寇
第7章 明の隆盛と、秀吉の朝鮮出兵
第8章 列強の大陸進出、そして現代へ…
著者等紹介
田中俊明[タナカトシアキ]
1952年、福井県生まれ。京都大学文学部卒。京都大学大学院博士課程認定修了。日本学術振興会特別研究員、堺女子短期大学講師・助教授、滋賀県立大学助教授を経て、滋賀県立大学人間文化学部教授。専門は古代東アジア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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