目次
第1章 「道」って何だろう
第2章 『老子』の名言1―「道」とともに生きる
第3章 『老子』の名言2―強者が強者でいるために
第4章 『荘子』の名言1―万物斉同
第5章 『荘子』の名言2―無用の用
第6章 『列子』『淮南子』の名言
第7章 老荘思想の後世への影響1―中国編
第8章 老荘思想の後世への影響2―日本編
第9章 老荘思想の後世への影響3―西欧編
付録 座右の銘・スピーチ・揮毫に使える老荘の名言集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takeru Shimo
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3/7(土) <要約> 道とは?老子/荘子/列子/淮南子とその後の歴史について書いている本 <感想> タオってやばい思想だと思った。深すぎて科学者や哲学者を虜にするのも納得。 <活かせること> ・「道」 →強者/支配者:『老子』 →弱者/被支配者:『荘子』『列子』 →強者と弱者の中間:『淮南子』 ・「道」とは、まず自分の物差しの小ささを自覚しないと、理解しようがない代物 ・上善如水=柔弱謙下 ・足るを知る、止まるを知る →お金持ち/庶民/貧者によって解釈が変わる2015/03/07
おおつぽ
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100分DE名著で『老子』を読み、興味が湧いたので購入。中には極端な例もあるが、「現代で例えれば○○のようなものです」と砕いて解説されていたので、初心者でも読みやすいと感じました。2013/08/03
kaz-hansen
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長期間でちょこちょこと読み進めてたせいもあるのか、なんだか小難しくてわからん。2011/12/08
吉田裕子
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冒頭で、老荘思想の根幹となる「道」のイメージをじっくり説明した後、具体的に老子・荘子の考えを説明する構成。老子・荘子の考え方や立場の違いについても言及されている。第6章では『列子』『淮南子』の名言を取り上げ、第7章〜第9章までは中国・日本・西洋に及ぼした影響を紹介しているので、老荘思想それ自体を解説しているのは前半のみである。/「ありのままで」という歌がヒットしたが、願望や嫌悪などの主観抜きに、ありのままを捉えるというのは本当に難しいことだと感じる。2021/05/28