内容説明
本書は、月刊誌『学習の友』に連載された「日本近現代史を学ぶ」をもとに各執筆者が手を入れてできあがったものである。とくに日本近現代史を学ぶうえでポイントになる問題を重点にして構成されている。
目次
私たちの歴史学習と歴史観
明治維新は革命だったのか
自由民権運動と政府の関係をどうみるか―民権運動の意味と明治憲法体制の成立
日清・日露の戦争は自衛のための戦争だったのか
朝鮮は眠り続けていたのか―韓国併合と朝鮮人差別
日本はいつ神の国になったのか
日本帝国主義の形成と大正デモクラシー
世界大恐慌から日中戦争へ―どのような意味で歴史の岐路であったのか
アジア太平洋戦争はどういう戦争であったのか
日本の戦争犯罪を検証する〔ほか〕
著者等紹介
山田敬男[ヤマダタカオ]
労働者教育協会常任理事、現代史研究者。1945年生まれ
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