出版社内容情報
古より人びとは折にふれて詩を贈り贈られた。友や家族を懐かしみ気遣い励まし、孤独や苦衷を吐露し、あるいは権力者に対し恩顧や身の保全を願って……。多彩な心情を綴る「贈答」詩五十六首を収める。(全六冊)
内容説明
「離別して永に会うこと無し、手を執るは将た何れの時ぞ」。古より人びとは折にふれて詩を贈り、贈られた。友や家族を懐かしみ気遣い励まし、孤独や苦衷を吐露し、あるいは権力者に対し恩顧や身の保全を願って…。多彩な心情を綴る「贈答」詩五十五首を収録。
目次
巻23 (詠懐、哀傷)贈答1(贈蔡子篤詩(蔡子篤に贈る詩)(魏・王粲)
贈士孫文始(士孫文始に贈る)(王粲)
贈文叔良(文叔良に贈る)(王粲) ほか)
巻24 贈答2(贈徐幹(徐幹に贈る)(魏・曹植)
贈丁儀(丁儀に贈る)(曹植)
贈王粲(王粲に贈る)(曹植) ほか)
巻25 贈答3(贈何劭王濟一首并序(何劭・王済に贈る一首 并びに序)(晋・傳咸)
答傳咸(傳咸に答う)(晋・郭泰機)
爲顧彦先贈婦二首(顧彦先の為に婦に贈る二首)(晋・陸雲) ほか)