内容説明
いざ起業してみると、本拠となる事務所やプロバイダーとの契約、事務機器の手配、挨拶状の発送など、お役所への手続き以外にも厄介なことはたくさんあります。本書は、著者の体験をまとめたものです。設立にあたってのスケジュール、フリーランスとの損得勘定、専門家とのつきあい方など、素朴な「?」から、本やネットでもわからなかった情報までを満載しました。
目次
1章 いざ起業!の前にクリアしておきたい必須条件
2章 起業における一番のネックはやっぱり「お金」
3章 独立したら、奇問・難問が目白押し!
4章 営業・販促は「大きなお金」より「小さな手間」をかける
5章 誰も教えてくれない会社づくりの「手続きとタイミング」
6章 実務面での準備は煩雑でてんやわんや!
7旱 事務所・店舗探しの「コツと決め手」
著者等紹介
野村佳代[ノムラカヨ]
1972年、福岡県大牟田市生まれ。広告代理店、出版社などで編集やライティング業務に携わった後、2005年に独立。2006年、自営業者として編集・制作業を開始。2007年1月、8月と従業員2人を抱え、会社を設立する。現在、株式会社アスラン編集スタジオの代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koji Oshima
1
自分が独立して会社立ち上げるつもりではないんですけどね。 会社立ち上げの指南書って、カタッ苦しいものが多いので、緩めのものを探して読んでみました。 どっちつかずかな。2012/06/13
さへ
1
スタッフ雇用、オフィスの賃貸契約等、色々実務的な事が書かれていていた。独立ではないが、現在勤めている会社が新規事業を立ち上げて移転する予定なので、多少参考になりそう。2009/08/30
sorane
1
独立と会社設立は違うのね。2009/02/10
トルネードG&T
0
タイトル通りの書。著者の経験に従い開業手続きを中心とした各種活動とその留意点について、ある種エッセイ的に記されている。ただし、被雇用者の独立という著者のたどった経歴がある程度前提とされてしまっており、また分野についても著者が取り組む事業領域に関連した内容が多く含まれるため、一般性という意味ではそこまで高くはない。また執筆年と現代での状況変化についても考量する必要がある。単一の事例として理解し、そのうえで一般にも当てはまりそうな内容を取捨選択するという読み方が必要である。2023/04/22