内容説明
起業では団塊世代と大企業出身者が一番アブない。起業バカに共通する失敗の法則。
目次
第1章 起業のワナ
第2章 カン違いサラリーマンの落とし穴
第3章 脱サラ社長がはまる「失敗の法則」
第4章 勝手な思い込みが身を滅ぼす
第5章 ベンチャーの星は、なぜ上場社長の座を追われたのか?
第6章 悪徳フランチャイズに騙されるな
第7章 フランチャイズ詐欺の内幕
著者等紹介
渡辺仁[ワタナベジン]
1951年、長崎県生まれ。経済ジャーナリスト。東洋大学経済学部中退後、専門紙記者などを経てフリーライターとして独立。ビジネス誌、経営誌にベンチャー企業・ニュービジネスの動向を中心に幅広く取材執筆する。2002年4月、ベンチャー支援雑誌『Incubation』を創刊、編集長を務める。2005年に出版した『起業バカ』『起業バカ2』(以上、光文社)では起業ブームのさまざまな問題点を指摘し、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆう
2
★★★ 起業するという憧れだけで行動を起こした人たちの失敗談が詰まっている。そこには「簡単」「流行っている」「仕事が出来る」「自分でやれば儲かる」という浅い動機が横たわる。失敗した当事者への取材から見えてくるのは、個人目標だけがあり、理念が希薄であるという共通点が見えてくる。理念は人を行動させ、歯を食いしばらせる力があるが、理念無き起業は強い動機ではないため、その時々で自身の意志が揺らぐ。そこに隙が生まれ、有象無象の悪意に絡め捕らえるのだろう。失敗を知ることでその確率を軽減させるためにはよい参考事例である2018/08/16
takahide shioda
1
別に起業をしたい訳では無く、単純に事務所にあったので読んでみただけ。 まぁ思った以上に面白かったけどwwww 正直、特別なアイディアも絶対的覚悟も無く、漠然と社会経験もあるし会社員時代の成功経験もあるし何とかなるでしょ♪と起業してしまう人間の気が知れないけど…。まぁ、そう言う人達の失敗談から色々学び、本当に自分が起業するに値する器の人間なのか見つめ直しましょ☆悪い事は言わないからさwww みたいな内容。 後FCなんか起業じゃないし、あんなもの一文の得にもならないよwwと言うww 普通に面白かったな☆2016/06/23
Yuta Imamura
0
ところどころ過激・誇張的な表現が散見されたが、数十の失敗例を上げながら起業のリスクとその失敗要因について書かれており、現代の「猫も杓子も起業」ブームに対する警鐘を発しているように感じられた。起業を成功させるためには、人・物・金に加え、運や時勢等も味方につけなければならず、加えて、己の身一つで生き馬の目を抜くビジネス界を生き抜く覚悟を持たなくてはならないことを知ることができた。結局のところ、信念・独創性・行動力・運etc.等の経営者として相応の器を持った人間しか、起業して事業を成功に導くことはできないのだと2013/03/15
numainu
0
評価C2009/02/11
諸葛遼孔明
0
32009/01/02
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- 電子書籍
- おんなの一人旅 文春文庫