出版社内容情報
気難しい相手のほめ方、気になる異性の口説き方、まんまと一杯食わせる騙し方、窮地を脱するはぐらかし方…。「芝浜」「田能久」など落語の名作に生きる、数多くの庶民の知恵だけでなく、話の展開方法、名ぜりふ、あらすじなどが一度に楽しくわかる。
内容説明
落語にもっと親しむための1冊!笑えるネタ、スカッとするネタ、しみじみとしたネタ、満載。
目次
第1章 人づきあいの基本は「和」にあり
第2章 聡明な人はユーモアにもたける
第3章 その一言が運・不運の分かれ道
第4章 危機を察して難を逃れる
第5章 言葉は最大の武器である
第6章 名作に見る人生の機微と知恵
著者等紹介
春風亭正朝[シュンプウテイショウチョウ]
1953年山口県防府市生まれ。明治学院大学文学部フランス文学科に在籍中の75年7月、五代目春風亭柳朝に入門し正朝となる。80年2月、正朝のまま二つ目昇進、85年9月同名で真打昇進。第13回NHK新人落語コンクール最優秀賞(84年)、選抜!若手演芸大賞新真打の部大賞(86年)、同真打の部大賞(88年)、国立演芸場花形演芸会金賞(90年)などを受賞。師匠譲りの江戸前ですっきりした芸風が特長。落語界きってのサッカー通として知られ、落語協会FCマンダラーズほか計6チームに所属
野口卓[ノグチタカシ]
劇作家・編集プロダクション代表取締役。1944年徳島市生まれ。立命館大学文学部地理学科中退。93年「風の民」で第3回菊池寛ドラマ賞を受賞。日本脚本家連盟・日本放送作家協会各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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