出版社内容情報
どんなに優秀なエンジニアであっても、コミュニケーションやプレゼンテーション能力に乏しければ、企業の中でいい仕事をすることはできない。団塊世代エンジニアの著者が若いエンジニアのために、一流エンジニアになる必須スキルの身につけ方を指南する。
内容説明
技術バカでは生き残れない。10年後に泣きをみない勝ち組エンジニアになるための処方箋。
目次
序章 二〇代のうちに早く意識改革を!
第1章 技術者魂こそ、エンジニアの証
第2章 自分のキャリアは自分でマネージメントする
第3章 一流エンジニアの仕事の進め方
第4章 味方を増やすコミュニケーション術
第5章 プレゼンテーションを成功させるコツ
第6章 知的所有権に強くなろう
著者等紹介
椎木一夫[シイキカズオ]
1971年、慶應義塾大学工学研究科修士課程修了。同年、日立製作所中央研究所に入所。工学博士。93年、慶應義塾大学理工学部助教授。94年、同教授。専門は固体物理、磁気センシング。産業カウンセラー、キャリアコンサルタントなどの資格も持ち、理系学生の心のケアにも注力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maimai
36
最近は理系の地位が向上してきたように思えますがこの本ではエンジニアとして働いた経験を持つ著者がエンジニアにおいて大切なことを書き綴っています。エンジニアは何よりもチームワークが大切であること。現象の発見という大学の研究よりはそれをどう実生活に役立てるかの方が大切だということ。エンジニアの一番楽しいことは自分が開発を手掛けた技術や製品が多くの人の役にたつこと。新しい物を生み出す楽しさというのは大切だと思います。2016/08/15
Lee Dragon
23
エンジニアの仕事は人の役に立ち、世の中を良くすることである。大学の研究とエンジニアの違いがわかった。もう少し早めに読んでおきたかった。2017/05/30
Uzundk
4
元日立の技術屋さんと言うことがあって、例に挙がってくる内容が面白い。特に研究員ではなくエンジニア、どれだけ複雑で基礎的で核心的であっても、役に立って初めて意味のある仕事になるというような姿勢は注意して身につけておきたい。もう一つは目の前の仕事に振り回されずに、長期的な視野で仕事をするという事。当たり前と言えばそうだが、一般的には出来ていない場合が多いように感じる(個人的な感想です)2015/09/23
オザキ
3
30までに何をすべきか、専門を磨くことも大事だが、専門だけでなく他の分野にも関心を持ちさらに第二の専門を持つことで仕事の幅が広がる。エンジニアとしての仕事術みたいのは読んだことがなかったのでとても参考になりました2017/11/28
red herring
2
図書館にて。まさにそのとおりで、なんならエンジニアと言わず全社会人が学ぶべき本。良書だった。逆に、これを身につけられたら、それこそ文系の人らの存在意義ってどこにあるんだろって良くないけど少し思う。2021/04/21
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