出版社内容情報
内部告発で不祥事が発覚したあの企業はどうなった? 告発者のその後は? そもそも内部告発は、どんな人が、どのような方法でするの? などなど、どんな本にも書かれていない内部告発の真相とウラ事情を、怪文書研究の第一人者が克明にレポートする。
内容説明
怪文書研究の第一人者が明かすどんな本にも書かれていない内部告発の真実。
目次
第1章 まだまだ吹き荒れる内部告発の嵐
第2章 悪を暴き出す内部告発の正体
第3章 牛肉偽装事件はこうして暴かれた―雪印、日本ハム、日本食品、プリマハム、ハンナン
第4章 内部告発ブームを巻き起こしたリコール隠し事件―三菱自動車
第5章 飼い犬の“ひと咬み”で失脚したサラ金のドン―武富士
第6章 官民癒着の不正を暴いた一通の怪文書―防衛庁
第7章 まだまだあるぞ!内部告発という紙爆弾にやられた企業たち
第8章 会社を売った男たち―内部告発者のその後
第9章 急増する内部告発は企業社会を変えるか
第10章 公益通報者保護法で告発者は守られるのか
著者等紹介
六角弘[ロッカクヒロシ]
1936年生まれ。夕刊紙記者を経て「週刊文春」記者に。企業犯罪などを中心に取材活動を展開する。95年10月から、収集した怪文書を公開する「六角文庫」を開設。98年4月から、ジャーナリスト志望者向けの寺子屋「六角マスコミ塾」を主宰する
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