製造現場から見たリコールの内側―日本のクルマは安全か?

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534038708
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0065

出版社内容情報

三菱自動車の「リコール隠し」は、なぜ起きたのか? 他の自動車メーカーは大丈夫なのか? 揺らぎ始めた日本車への信頼…。長年、自動車の製造現場に身をおく著者が、外部からは見えにくいリコールの深層を明らかにし、日本のクルマの将来に警鐘を鳴らす。

内容説明

恐ろしく短い開発計画の下で疲弊する技術者たち、安全とコストの間で揺れる品質部門の不具合対応、称賛を浴びる品質管理手法の過酷な実態…誰も書かなかった自動車づくりの真実。

目次

1章 リコールの正体―日本車の品質はどこまで信頼できるか(リコール隠しに揺れる自動車業界;ユーザークレームの発生からリコールの決定まで ほか)
2章 知られざる自動車開発の実態―クルマはいかに真面目に作られているか(自動車開発の流れ;自動車作りは「企画」から始まる ほか)
3章 世界一を誇る日本車の品質―厳しいユーザーと気候条件が育むもの(ユーザーは自動車に何を求めているか;圧倒的に少ない日本車のリコール率 ほか)
4章 自動車の安全を脅かすのは誰か?―クルマの快適さがはらむ危険性(「安全なクルマ」を追い求めて進化する自動車;事故原因の大半は“ヒト” ほか)

著者等紹介

五代領[ゴダイリョウ]
1964年生まれ。機械工学専攻。大学を卒業後、自動車部品メーカーに勤務。部品開発や品質管理、営業等、広く自動車製造の現場に関わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

2
自動車メーカー、その実態について多くのマスコミはなかなか報道しようとはしない。大手のスポンサーだけに多くのリコールは小さな記事にしかしようとしない。本当は報道されている以上に欠陥があるのだろう。2013/08/06

crackstar

2
自動車・モノづくりのリコールにフォーカスした一冊。モノづくり技術的な話が多いが、実は読み進めるとリコールとは直接は関係のない部品調達の価格の話とか色々出てくる。車作りの実態といえばまんべんなく書かれているが、その分視点が広がってしまった気もする。なかなか読みやすくはある。2010/07/27

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