出版社内容情報
「冬は暖かく、夏は涼しい」「省エネ効果が高い」などの理由で注目を集めている高断熱・高気密住宅。本書は、住宅における断熱・気密の技術について、結露や換気の問題とともにやさしく解説。工務店だけでなく一般の施主でもスラスラわかる。
内容説明
これ以上やさしく書けない住宅断熱・気密の本!断熱・気密を解説するにはシックハウス、結露、換気、暖房、冷房、窓…多岐にわたる項目を網羅する必要があります。本書は徹底的に情報を整理整頓、文と図が交互に繰り返される構成だからムリなくスラスラ読むことができます。読み進むうちに技術はもちろん、家のデザインにまで理解が広がっていきます。読み終わるころには「日本らしい家」が、あなたの頭の中に描かれているはずです。
目次
断熱・気密ってどうして必要なの?―知恵を使って我慢を減らす
暖かいとヤワになる?―高断熱・高気密化が健康をもたらす
日本の家が結露発生器になるワケ―いろんな要因の複合的問題
気密住宅はシックハウス?―換気が果たす重要な役割
断熱すると家が腐る?―内部結露・逆転結露対策を講じよう
床下が湿気る?―基礎断熱の効果を考える
どんな工法がいいの?―断熱材と断熱工法を理解する
窓は小さいほうがいい?―窓の開閉と断熱・気密
高断熱・高気密は夏に暑い?―防暑設計と冷房計画は万全に
快適暖房の秘訣―暖房設計と暖房機器を検討する〔ほか〕
著者等紹介
南雄三[ミナミユウゾウ]
1949年東京生まれ。木造住宅の断熱・気密化技術およびエコハウスのアドバイザー。住宅産業全般のジャーナリストとしても活躍している。伝統的な在来工法に現代の技術を合体させたパッシブデザイン(=新自然住宅)を提案し、地場の材で地場の職人たちがつくる環境共生住宅の建設を推進。東京・新宿にある自宅は大正の古住宅を再生し、屋根緑化や蛍のいるビオトープなどを試み、都心の共生住宅として新名所(?)になっている。世界50ヵ国を放浪した経験をもち、世界の住宅を見て歩く旅を続けている
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感想・レビュー
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