出版社内容情報
わたしたちにとって最も身近で最も大切な農業と食料の問題。BSEや農薬の問題、遺伝子組換えなどの最新技術、さらには食料自給や農産物の輸出入といったグローバルな問題までをわかりやすく網羅した、21世紀の「農」と「食」のすべてがわかる一冊。
内容説明
身近な食べ物のはなしからグローバル化する農政の問題まで、わたしたちの健康と環境にかかわる大切なテーマのすべてがわかる。
目次
日本の「食」の現実
地球の飢えを防げるか
食卓の安全保障はだいじょうぶ?
日本の「農」の現実
知っておきたい農法の基礎知識
コメに執着してきた日本農業
世界的に大きく揺れる畜産
意外に知らない野菜のはなし
農薬についてのウソ・ホント
「零細」という日本農業の課題
「食料自給率」という農政の課題
グローバル化時代の農業政策
21世紀の農業はどうなる?
著者等紹介
藤岡幹恭[フジオカミキヤス]
1931年、京都市生まれ。1954年に京都大学経済学部卒業後、毎日新聞社へ入社。20年余り経済部記者として繊維、化学、金融など民間業界や大蔵、通産、農水省など経済官庁を取材。かたわら地域開発、土地問題、農業問題などと取り組む。「週刊エコノミスト」編集長などを経て毎日新聞社を定年退職後、1993年から徳島文理大学教授(経済学、農業経済論)、2000年から徳島文理大学総合政策学部長、2004年から徳島文理大学総合政策研究科(専門職大学院)教授を兼任
小泉貞彦[コイズミサダヒコ]
1939年、福島県生まれ。1962年に一橋大学経済学部卒業後、毎日新聞社へ入社。30年間、経済部や「週刊エコノミスト」編集部で財政、農業、住宅、建設、証券を担当。経済部編集委員を経て退社。初期の日本有機農業研究会幹事を務める(現在は非会員)
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