出版社内容情報
本来、人間にはケガや病気を自分で治すことができる自然治癒力が備わっている。その自然治癒力を支えているのが、脳・内分泌系・免疫系の三位一体である。本書は、人間の持つ自然治癒力と免疫のしくみをさまざまな実例を紹介しながら、わかりやすく解説する。
内容説明
ヒトはどのようにケガや病気から回復するのか。人体に備わる自然治癒力のメカニズムとは。免疫細胞はどのように病原体と戦うのか。どうすれば自然治癒力を高めることができるのか。本書では、生命力そのものである免疫と自然治癒力の謎を解き明かす。
目次
1章 脳・免疫系・内分泌系が支える自然治癒力
2章 現代医学の落とし穴
3章 免疫系が人体を守る
4章 ストレスと自然治癒力の関係
5章 疲労・過労が自然治癒力を低下させる
6章 自然治癒力を高める
7章 ユーモアと笑いが自然治癒力を高める
著者等紹介
生田哲[イクタサトシ]
薬学博士。1955年北海道函館市出身。東京薬大大学院卒業後、アメリカで遺伝子やタンパク質の構造、ドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。シティ・オブ・ホープ研究所やカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)となる。現在はおもに日本で、精神や心のはたらきを遺伝子や脳内物質といった分子レベルで解析するなど、生命科学に基づいた著作の執筆を続けている
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