出版社内容情報
"ナノテクノロジーの本命とされ、「技術立国ニッポン」復活のカギ
内容説明
21世紀は炭素の時代。ナノチューブとフラーレンの研究最前線をドキュメント。
目次
序章 一〇億分の一メートルの戦い
第1章 日本で生まれたナノカーボン革命の主役、カーボンナノチューブ
第2章 ナノテクノロジーの幕開けとなったフラーレンの発見
第3章 フラーレンをビジネスに仕上げた男たち
第4章 カーボンナノチューブの大量生産を狙う
第5章 実用化の最先端を走るフラットディスプレイの開発
第6章 コンピュータが角砂糖サイズになる日
第7章 指先でナノを自在に操る工場
第8章 クリーンエネルギーの革命を起こす
第9章 カーボンナノチューブの新しい合成法で市場を開く
著者等紹介
武末高裕[タケスエタカヒロ]
技術ジャーナリスト。1950年、福岡県生まれ。雑誌・書籍の編集者を経て、1980年からフリーのジャーナリストに。環境技術ならびに情報通信、インターネット、半導体などの先端技術が主なフィールド。人間と技術と自然との関係をテーマに、環境技術や先端技術の視点から取材活動を続けている。技術のあり方に関する啓蒙活動により、簡明技術推進機構の「PORT賞」を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。