出版社内容情報
ユニクロ、良品計画、トイザらス、100円ショップのダイソー、家電のＹ２Ｋ・。彼ら「勝ち組」の成長要因を探るとともに、進出する外資流通の真の狙いを明白にする。今後、百貨店、スーパー・コンビニなどを巻きこんで進展する流通業界激震の構図を分析する。
内容説明
本書はつとめて具体例を重視し、激動の背景と要因を分析することで、これからの流通業の方向をあぶり出そうとするものである。
目次
第１章 日本の流通・商業に今、何が起きている？（データが示す恐るべき現実；大店法が生んだ（？）日本型成長業態は没落する
外資に破壊される日本型流通システム
ｅコマースがもたらす流通革新
日本の商業の主役に躍り出たＳＣ）
第２章 ますます鮮明になる流通業“優勝劣敗”の構図（「幕張流通戦争」の勝者は誰か？；総合スーパー、百貨店の落日；格差拡大一方の「勝ち組」と「負け組」；過去の成功体験が身を滅ぼす）
第３章 「勝ち組」の成功戦略を解明する（ユニクロが証明した流通独り勝ち企業のポテンシャル；商い（小売業）を産業（システム）に変えた「しまむら」
２１世紀の新・流通革命企業―「アスクル」
“今どきの勝ち組”の条件）
第４章 ２１世紀の流通ビジネスの視点（今後の流通を変えるマクロ要因；「本当の価格破壊時代」の到来；ニューマーケットをつかめ！；大転換した流通パラダイム）
著者等紹介
月泉博［ツキイズミヒロシ］
１９５４年生まれ。関西学院大学法学部卒業後、山一証券、チャネラー、リック等を経て、’９１年シーズを設立し代表取締役に就任。商業開発ディレクターとして、ＳＣや大型商業施設、新業態開発等における調査、企画、指導業務に当たる。著書に「洋服の青山／価格破壊宣言」「ユニクロ＆しまむら完全解剖」等がある
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