出版社内容情報
「オーガニック食品とは何か」から、オーガニック食品の生産・加工・流通システムはどのようになっているのか、改正JAS法により何がどう変わるのか、オーガニック食品の見分け方、欧米の状況等まで、オーガニック食品に関するすべての情報を徹底解説。
内容説明
2000年4月から改正JAS法スタート!農作物の表示は?見分け方は?…どう変わる?オーガニック食品にまつわる知識を集大成。
目次
第1章 なぜ、消費者はオーガニック食品を求めるのか(「オーガニック」って何?;オーガニック食品とはそもそもどのようなものか ほか)
第2章 オーガニック食品への取り組みは地球規模で―改正JAS法の概要と諸外国のオーガニック事情(日本の有機農産物流通の原点は「産直」;有機農業に対する農水省の対応 ほか)
第3章 オーガニック食品を入手するには(伸びる生協・沈む生協;21世紀に向けての生協の取り組み ほか)
第4章 オーガニック食品を見分ける(御料牧場で生産されるオーガニックの農産物;表示に頼らないオーガニック食品の見分け方)
第5章 オーガニック・ビジネス市場の可能性(オーガニック食品一兆円の時代―ビジネスとしてのオーガニック;オーガニック食品の導入、JAS法の改正による生産現場、加工段階での変化 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroyuki Nakajima
1
11年前の本なので、その後変化した事も有るかと思います。欧米でのオーガニックは3年間無化学肥料、無農薬との事ですが、日本の場合許可された農薬の使用が認められている他、畜産に関しては飼料をオーガニックに限定していないようで海外のオーガニック認証との整合性は取れていない印象を受けます。 また家畜堆肥の過剰な投入による窒素過多の問題もあり、北海道では糞尿で地下水が汚染される問題も発生しているそうです。 日本のオーガニックの印象はあまり良く無いですが、JAS有機認証を取った野菜の全てが悪いわけではなく、植物性の肥2011/12/12
キシリトール
0
オーガニック食品について表示するだけでもどれだけの手間がかかるかが書いてある本。法律のところは少し難しい。2013/03/19
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