出版社内容情報
NTT、そして外資を巻き込んだグローバルな再編劇、次世代技術の覇権争い、放送と通信の融合、デジタルネットワーク社会の到来 など、取り巻く環境が激変する通信業界。本書は、動きの速い業界を内外から多角的な視野で、最新データを駆使しながら解説する。
内容説明
通信業界はいまや、1985年にはじまった電気通信市場の自由化以来、まさに第二の激動期にある。今後も通信業界の巨人として存立することになったNTTも、日本テレコム(JT)や第二電電(DDI)、KDDなど他の事業者も、今後のデジタル・ネットワーク革命と激しさを増す国際競争の中で生き残っていけるか、本当の意味での正念場を迎えることになる。本書はこうした通信業界をめぐるここ数年の大きな流れと通信市場や業界の現状および今後の展望を解説しつつ、主要企業のプロフィールなどにも力を入れ、時間的には99年3月末ぐらいまでの動きを収録した。
目次
1章 「通信ビッグバン」がはじまった
2章 地殻変動で揺れる通信市場
3章 通信業界の現状と企業の横顔
4章 通信自由化の歴史と通信業界
5章 業界で働く人々とトップの素顔
6章 NTT組織再編と激変する通信業界
7章 メディア融合で変わる業界地図
8章 デジタル・ネットワーク社会の到来と通信業界