内容説明
世界一の債権国・日本。世界一の債務国・アメリカ。お金がモノをいう経済の常識をもってすれば、日本はアメリカに大きな影響を与えるはずだ。ところが実際は、日本優位どころか、とても対等とはいえない。アメリカの持つ潜在力が日本を圧倒しているからだ。では、アメリカの潜在力とは何なのか。経済規模や政策決定システム、産業構造や資源問題、さらに人種差別や社会保障まで、日本との違いを比較しながら、その全体像を探っていく。
目次
序章 アメリカ経済の現状
１章 大統領が経済を動かす
２章 強さの秘密はドルにあり
３章 不振が続く対外取引き
４章 日米貿易はこれからどうなる
５章 赤字財政再建へのシナリオ
６章 濃淡織りなす産業もよう
７章 隠れた資源大国アメリカ
８章 著しい格差の労働・賃金
９章 社会保障と国民生活
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- 和書
- 龍に呑まれる、龍を呑む
