出版社内容情報
父信長から才覚を認められ、十九歳で織田家家督を継いだ信忠。将来を嘱望されながら本能寺の変で非業の死を遂げた武将の生涯を辿る。
内容説明
織田信忠は、父信長から才覚を認められ、十九歳の若さで家督を継承した。大軍の指揮を任され、紀伊雑賀攻めに続き、謀叛した松永久秀の討伐に成功。さらには先鋒の大将として信濃・甲斐に攻め入り、宿敵武田氏を滅ぼして信長から称賛される。だが凱旋からほどなく、京都で本能寺の変に遭遇。明智光秀の軍勢に包囲され、衆寡敵せず自害した。実績を積み重ね、将来を嘱望されながらも、悲運に斃れた二十六年の生涯をたどる。
目次
序章 信長の陰に隠れて
第1章 信忠の一門衆
第2章 父信長のもとで
第3章 独り立ち
第4章 天下人の後継者
第5章 本能寺の変
終章 織田家督の行方
著者等紹介
和田裕弘[ワダヤスヒロ]
1962年(昭和37年)、奈良県に生まれる。戦国史研究家。織豊期研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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