内容説明
“口ベタが美徳”だなんて誰が言った?“沈黙は金”なんてまっかなウソ!いまや、へりくつも実力のうち、弁の立つ人間がやっぱり強い!ソクラテスからゴルバチョフまで、古今東西の詭弁家たちの愉快なエピソードはもちろん、世界を旅して出会ったとっておきの詭弁もふんだんに登場。“援用・引用・乱用の術”、“相殺・すりかえ・転嫁の術”、“言いわけ・でまかせ・口まかせの術”、“タカ派ハト派戦法”、“一人時間差攻撃”など、相手を説得し、魅了するための独自のノウハウを満載。
目次
1章 ものは言いよう
2章 数字のマジック
3章 援用・引用・乱用の術
4章 だまし・あざむき・まどわす術
5章 相殺・すりかえ・転嫁の術
6章 言いわけ・でまかせ・口まかせの術
7章 とっさのきりかえし
8章 米ソ詭弁対決
9章 ソフィストたち―ホモと詭弁の相関関係
10章 中国の知恵―詭弁家列伝
11章 偉大な学者たちの詭弁