出版社内容情報
東海道線関西地区の新快速に投入され、さらに私鉄王国の東海エリアにも投入されて大活躍した117系近郊型電車のすべてを紹介する。
目次
117系が走った鉄路
国鉄改革の“功労車”・JRシティ電車の礎 117系栄光の物語
“本家”117系が活躍する光景
伊勢路で頑張る韋駄天列車 快速「みえ」ど根性物語
快速列車にも活躍した “生活気動車”懐かしの名場面
JR東海快速電車のバラエティ
JR東海の快速電車に活躍する車両たち
著者等紹介
徳田耕一[トクダコウイチ]
交通ライター、中部地方有数の交通ジャーナリスト。昭和27年(1952)11月1日、名古屋生まれ。半世紀にわたり日本の鉄道を乗り撮り研究し、海外の鉄道も主要国の主要路線に乗る。昭和50年(1975)国鉄全線完乗。平成元年(1989)には鋼索鉄道・索道を除く民鉄全線完乗。旅行業界で活躍した経験もあり、実学を活かし大学や観光系専門学校で観光学の教鞭をとり、鈴鹿国際大学と鈴鹿短期大学では客員教授を務めた。また、旅行業界が縁で菓子業界との関係もでき、観光土産の企画や販路拡大にも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たいそ
6
117系を中心に中京の快速列車の話。117系は豊橋でヒルネしているのはよく見かけたが、国鉄新快速色で名古屋を走っていたのは知らなかったし、2014年で全部廃車になっていたのも知らなかった。また、117系投入前の「汽車」ダイヤはかなり驚かされた。JR西日本の117系の動向も知ることができた。実家に帰ると見られる青緑の117系は、しばらく見ることができそうだ。一方で、めったに行かないのでどうでもいいのだが、京都あたりのモスグリーンのはあまり目にしたくないです。2017/01/29
えすてい
3
関西圏と名古屋圏で昭和50年代に私鉄に対抗するために登場した快速用近郊型電車117系。そのうち主としてJR東海に継承された名古屋圏に特化した内容だが、今も残るJR西日本車両についても記述。117系だけにとどまらず、名古屋圏の国鉄快速列車の変遷・キハ58系快速「みえ」・キハ75系などの紹介ページもある。117系本というよりかは、本全般をめくっていくと分かるけど、名鉄に対抗するために117系が築いたJR東海の快速列車網と近郊用車両についてという感じの本。2016/12/05
Ryuji Saito
0
2017年28冊目 2017/04/04