内容説明
2009年5月号で「JTB時刻表」は通巻1000号を迎えた。本書では1000号の歴史を各年に分け、それぞれ各号の表紙を紹介し、さらに当時のできごとや鉄道・運輸史上のトピックスを紹介しながら時代の息吹を感じてもらえるように編集した。
目次
第1章 表紙で見る「時刻表」のあゆみと鉄道史(JTB時刻表創刊・鉄道黄金時代へ=1925年(大正14)
戦中・終戦直後混乱期へ=1942年(昭和17)
戦後復興から第二期黄金時代へ=1950年(昭和25) ほか)
第2章 「1000号記念」特別編集時刻表(国鉄写真ニュース;車両シリーズ;目次・時刻表の使い方 ほか)
第3章 時刻表1000号の証人たち(誌上公開!時刻表編集部―2009年3月末日の「時刻表編集部」;「時刻表」はこうして世に出ていく;歴代編集長が語る「時刻表」私の時代 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
最終バック九番手
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値段が高いけど資料としては良質…巻末の交通案内社OBの方の寄稿文にグッとくるものがあった…本体1900円2010/02/05
まさむね
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昔の時刻表の誌面が面白い。2009/07/21
新空调硬座普快卧
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日本の鉄道輸送史にも触れられる良い本だった。ただ歴代1000号の表紙を眺めているだけでもおもしろい。時刻表の作り方は興味深い。交通案内社の人の寄稿が本当に良かった。最近の時刻表は横並びで残念だと思う。むかしもっとたくさんの出版社が競い合って時刻表を出していた時代は、フォーマットも各種各様で、自由な気風があったと思う。2018/03/07