「ベルサイユのばら」その謎と真実

池田 理代子【監修】

ＪＴＢパブリッシング（2003/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 238p／高さ 21cm
• 商品コード 9784533045707
• NDC分類 726.1
• Cコード C0095

目次

あの名場面をもう１度…
１　オスカルの謎多き性格を分析する
２　激動の時代に激しく燃えたオスカルとアンドレの恋
３　革命の嵐の中に咲く愛の系譜
４　ベルばらをさらに魅力的にしている男性キャラ大研究
５　ベルサイユ宮殿に暗躍する悪女物語
６　ベルばらファンの素朴な疑問に答えるＱ＆Ａ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[吉田あや]

ベルばら大筋のおさらい的な本書。ベルばらの人物たちのキャラクターを掘り下げつつ、ストーリーと史実を合わせてフランス革命の始まりからその他諸国の情勢、革命後からナポレオン登場までの歴史を分かりやすくまとめてくれているので歴史の流れをざっくりと知ることもできます。オスカルは気がつかないうちに指先で髪をもて遊んでいるのが癖とか!ふわっふわブロンドをくるくると指先で遊ばせてるオスカル!!麗しい～♡

2014/03/25

[あんこわねっと]

ファンが書いただけあって、抜き出されているコマも納得の名場面です。「サンソン」を読み進めながらベルばら関連本を読み、気になるキャラはｗｅｂ検索もしています。フランス革命に再度はまっています。

2021/09/28

[栗羊羹]

図書館で偶然見つけて、ただ懐かしいー！「週刊マーガレット」で連載してた時も読みました。全巻揃えて持ってた友達…結構いたな～　歴史の渦に巻き込まれ、それでも必死に生きようとした登場人物たち…それにしても、オスカルの身長178センチ、体重58キロって…!!

2018/06/16

[むらさきいろの薔薇が好き]

ファンの語り論文。

2025/04/19

[マーブル]

原作から多くのシーンを抜き取って、しかもオスカルやアンドレなど主要人物の心理描写に重要なシーンは繰り返し使用しているので（もっと別な場面を、と望む方もあるかもしれないが）飲み込みの悪い私でも、ぐっと迫ってくるものがある。原作を深掘りすることにより、フェルゼンやアントワネットなど、周りを固める登場人物たちの背景や、気持ちにも想いを馳せる事ができる。また、合間に挟める原作を巡る、史実の解説もフランス革命初心者にはありがたい。『ベルばら』を入り口にいつかフランス革命を勉強したい、というかつての想いが甦った。

2018/08/12