出版社内容情報
朝日新聞,天文ガイドなどの書評で取り上げられ,大評判!
内容説明
正確で不変と思よれていた惑星の動き。だが、理論に合わない振る舞いが続々と見つかっている。軌道の“ゆらぎ”がもたらす太陽系の未来をミステリータッチで描く。
目次
時計仕掛けに見られるカオス
計時器
空の放浪者
思考の海
時計仕掛けの惑星
気まぐれな月
カオスの予言者
帯状のすきま
ヒペリオンは転がる
デジタル・オーラリ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PapaShinya
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90年代にカオスの研究が盛んだった頃に書かれたポピュラーサイエンス。メインは当時MITの大学院生だったWisdomたちが行った計算機実験で見つかった、カークウッドギャップを模した小惑星群のカオス的振舞い。ニュートンの頃は個別天体の軌道計算がメインだったので、2体問題に落として円錐曲線求めて、摂動計算で精度を高めて・・・。ので、各天体は時計のようにほぼ決まった周期で運行している。ように見えた。ところが300個くらいの小惑星を数百万年ほど追いかけてみるとカオス的振舞いが見つかったよと。質点だけどね~。2022/08/06
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- 和書
- 大原麗子炎のように