内容説明
「ぷよぷよ」を作った人気ゲームクリエイターが、若手育成カリキュラムの中から生み出したトレーニング法を公開!真の発想力を身につけるための実践的方法をやさしく解説します。
目次
第1章 発想の本質をつかむ
第2章 イメージを明確にする
第3章 自分だけの「切り口」を手に入れる
第4章 課題と自分を結びつける
第5章 アイデアを練り上げ、企画を育てる
第6章 会議・プレゼン
著者等紹介
米光一成[ヨネミツカズナリ]
ゲームクリエイター、立命館大学映像学部教授。1964年広島県生まれ。『ぷよぷよ』『トレジャーハンターG』『バロック』などゲーム監督・脚本・企画を多数手がけ、独特の世界観作りに定評がある。ネットワークゲーム・携帯コンテンツ・WEB記事の制作など、幅広く活躍中。西武池袋コミュニティカレッジ「表現道場」講師、宣伝会議「編集ライター講座上級クラス」専任講師などを務め、表現力、発想力を鍛えるための教育活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
20
          
            アイデアとはパッと出で、良きものが出てくるわけではなく、自身がやろうと思っていることの日常の意識の向き方、更にはその物事の関連性を意識し続けることが大切です。ただ意識に留まらず、やはり最終的には行動が肝心です。とても納得してしまう。2017/05/08
          
        緋莢
11
          
            「───教えてやる。これが、アイデアを生みだすっていうことだ」…とは書いていませんが、「まえがき」の一番最初が<「直死の魔眼」をご存じだろうか?>で、思わず笑ってしまいました。ちなみに「直死の魔眼」は、『月姫』というゲームに登場する能力。この本では、「直死の魔眼」ならぬ 「企画の魔眼」、つまり自分だけの切り口をどうやって見つけ、身につけるかが書かれています。<あっという間に発想が湧き出る方法。そんなことはありえない>ので、発想を生み出す日々のトレーニングが必要になる(続く2025/08/04
          
        Seiya Suzuki
6
          
            われらが立命館映像学部のクレイジーティーチャー!ぷよぷよの開発者である米光先生が、アイディアを出す方法を解説している。  ・自由気ままにとにかく書き出す。―物事の外枠や関係性に囚われず、思ったまま、とにかくアウトプットすることが大切―!  ・具体的に書く。―授業中にも耳にタコができるほど言われた言葉(笑)。映画→スターウォーズ→ライトセーバーというふうに、材料を探る感じで具体を追及していく。  ・行き詰ったらスケールを変える。―空間・時間の思いこみの枠を取っ払う―  ☆何よりも発想自体を楽しむこと。 2012/07/13
          
        これっと
5
          
            アイディアを見つけるのに頭の良さや特別な才能なんて必要ない。発想が思いつくような体質を身につければ良い!考えが思い浮かぶようなアンテナを高く張れるようになればいいのだ。そのためのトレーニングとして、自分の考えていることを書き出す"弾丸化"や、自分を構成する凡ゆる要素を文字化する"自分マトリックス"が紹介されている。自己分析をすることがアイディアの湧く源泉となるのだ、さぁ今日から俺もクリエティブな人間になるんだ!2017/07/07
          
        nob
3
          
            非常に刺激的。いきなり外にアイデアを求めてもダメ。自分だけの「切り口」を得るには、まず自分の中をよく調べてみることから始まる。自分の興味のあること、やりたいことは何か?人はそのままでオリジナリティを持っている。切り口を見つけたら、常にそこから連想する体質を作るべくトレーニング。解決したい課題と、自分の切り口を結びつかせることができれば、自分だけのアイデアが手に入る。効果のほどは実践してみるしかない。 2016/01/17
          
        

              
              
              
              

