内容説明
オランダなど農業先進国で主流の「太陽光利用型」低コスト植物工場。農業をビジネスとして成功させるためのノウハウが満載。
目次
第1章 低コスト植物工場を始めてみよう
第2章 日本の農業と園芸
第3章 オランダで短期間に飛躍的な高生産性を達成できたわけ
第4章 施設園芸ビジネスを成功させるコツ
第5章 施設園芸の経営
第6章 初期投資・ランニングコスト・売上金回収
第7章 栽培と管理
第8章 収穫から包装、輸送、販売まで
第9章 日本における成功事例
終章 植物工場の残された課題
著者等紹介
池田英男[イケダヒデオ]
農学博士・技術士(茨城県つくば市在住)。昭和48年大阪府立大学農学部助手。昭和63年筑波大学農林学系助教授。平成4年大阪府立大学農学部教授。平成12年大阪府立大学大学院農学生命科学研究科教授。平成17年大阪府立大学大学院生命環境科学研究科教授。平成21年同上退職。大阪府立大学名誉教授・客員教授。現在、千葉大学環境健康フィールド科学センター・次世代型植物生産研究部門・客員教授。千葉大学大学院園芸学研究科兼任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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読書ニスタ
30
孫社長が、日本は後進国だといって話題になっていたが、何かにつけ、欧米に先行実績があるというのが、証左かも。今回はオランダ、収穫量は3倍。本書にはないが、日本の廃棄ロスとか、過剰な梱包、本質を伴わない過剰品質が、農家を苦しめているのでないか。見た目が悪くても、いいじゃない! ところで、私は、なんでこんな本を読んでるんだ。6年も積読すると、初心を忘れる。あっ、ファクト系、エビデンス系も欧米スタートだ。なんとかファーストも。ほんと後進国。2019/08/28
佐治駿河
4
ヨーロッパ(オランダ)と日本では気候がかなり異なります。ヨーロッパは夏が乾燥しており、逆に日本は湿度が高い。この本とは直接関係はありませんが、住宅では日本は蒸し暑さを対策することに重点が置かれますが、ヨーロッパは寒さ対策に重きを置かれます。この本の中でも湿度管理や温度管理・CO2施用管理などについても書かれていますが、一概にオランダの手法を日本に持ってこれるものではあえりません。また、関係法令についても同様で日本は法的に出来ないことも多くあります。ただしこの内容は農業法人をめざすなら一読の価値はあります。2023/12/26
kozawa
1
わかりやすいね。2010/05/18
井上岳一
0
妄想的な植物工場論やアジテーション的農業論とは一線を画す内容。施設園芸に対する偏見が消えるかも。農業というのは頭を使う面白いビジネスだなということがよくわかる。地味だけどいい本です。おすすめ。2013/08/03
Pihv
0
次回作にもおおいに期待します。2012/03/02
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