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デフレ最終戦争―黒田日銀異次元緩和の光と影

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532356804
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C0033

目次

第1章 「革命的金融政策」のスタート
第2章 「革命」を支える金融政策の職人
第3章 「3つの誤算」とサプライズ追加緩和
第4章 「2年で2%」の真意
第5章 安倍政権との微妙な距離
第6章 「バブル」を恐れぬスタンス
第7章 市場との対話 新たな挑戦
第8章 再度の追加緩和への備え
第9章 OBたちの批判と不安
第10章 「出口」という難作業

著者等紹介

清水功哉[シミズイサヤ]
日本経済新聞編集委員。1964年横浜市生まれる。1988年上智大学外国語学部英語学科(国際関係副専攻課程)卒。同年日本経済新聞社入社。経済部記者として日銀、旧大蔵、旧通産、外務、旧郵政、旧自治の各省や公正取引委員会を担当したほか、ロンドンにも駐在した。2007年に編集委員となり、生活経済部、経済金融部、電子報道部への所属を経て現在経済解説部編集委員室編集委員。日本証券アナリスト協会検定会員・CMA、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会会員・CFP認定者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

23
人口減少で需要が少なくなっていくからデフレになるのか、消極的な金融政策ゆえにデフレになるのか、議論は分かれるところである。日本経済は1998年以降 十数年にわたるデフレが続いている。政府・日銀の問題認識は、法人が現預金を貯め込むばかりで投資にまわさないから経済は活性化されない、というもの。だから金融緩和により予想物価上昇率を引き上げて、実質金利を引き下げることで投資を活発化させようというもの。だが、予想物価上昇率はなかなか上がらない。少子高齢化による需要の先細りが確実なのだからデフレ心理の払拭は難しい。2016/05/06

チェアー

5
黒田バズーカを放ったものの、期待通りに動かないマーケットという一進一退(最近は後退に次ぐ後退)の様子を報告。生の人の動きがなく、論文チックで読みにくくて残念。何より、筆者も日銀も政府も、成長がすべてを癒すことを前提としていること。人口が減り、価値観が大きく変わっているなかで、従来的手法を採っても、なかなかうまくいかないだろう。あとがきにあるように「異次元緩和の今までの成果は、肯定派が言うほと大きくはないが、批判派が指摘するほど小さくもないといったところだろうか」と感じる読者はどれだけいるのかなあ。2016/04/09

Hiroo Shimoda

1
新聞記事のまとめ的な内容。いまいち。2016/07/14

おおしま

0
この本が書かれた後、マイナス金利が導入されたので、金融政策を巡る議論は一変したように思います。特にいま読む必要はないかな。2016/06/23

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