内容説明
日本近代の文学作品から採集した一万近い文例を分類整理して作られた人物表現集成。150人の近・現代作家の500に及ぶ作品群の中から、9000を超える文例を集める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふみ~
3
◆これだけの膨大な量の作品から、様々な表現をまとめきったのは凄い。それだけでももう★5つ。◆明治~昭和の約一万の人物表現の文例を目・口など顔のパーツから胸・背などの体のパーツまで詳細に分類整理した一冊。物書きクラスタなら一度は読んでみて欲しいし、本好きにも新たな発見があると思う。◆ちなみに『太陽の季節』がぬるく感じるぐらい、もっとえっちくて露骨な描写の一杯ある近現代文学を探し出せるので、ベットの下をよくチェックされる中高生の皆様にもお薦め。そういう用途で読むときはまず「乳」の項から読むといいだろう。2012/07/15
白百合
2
これは辞典ですので、ずっと手元に置いておきたいものです。でも分厚いので、PDFにしてしまいました。小説家志望にはおすすめの本です。
さくら
1
様々な表現の仕方があり、読んでいておもしろい。2016/07/22
いちだん
1
読み尽くしたわけではないが。辞典・辞書をただ読むだけが好きなので、自分が思う理想的な辞典の使い方ができたと言える。実際に何か書きながら使うよりも、普段から読み込むことで、書き方に活きてくることが多いのではないかと思う。実験する気持ちで読み続け、その効果に期待したい。2014/09/15
aoringo12
0
読み物としてもなかなかなモノです。2012/02/25