内容説明
銘柄選びの方法は?高ROE(自己資本利益率)の落とし穴とは?基本から実践まで、人気ストラテジストがやさしく解説。
目次
序章 20年振りにやってきたROEの時代
第1章 そもそもROEとは何か?―いちから学ぶROEの基本
第2章 ROE投資術 実践編1―高ROE銘柄を、買ってはいけない
第3章 ROE投資術 実践編2―原データに触れ、手を動かす
第4章 ROE革命の死角1―配当・自社株買いとROEの関係再考
第5章 ROE革命の死角2―コーポレートガバナンスと21世紀の資本論
最終章 やっぱり前を向く―結びにかえて投資の極意
著者等紹介
広木隆[ヒロキタカシ]
マネックス証券株式会社チーフ・ストラテジスト。1963年東京都生まれ。上智大学外国語学部卒業。国内銀行系投資顧問、外資系運用会社、ヘッジファンドなど様々な運用機関でファンドマネージャー等を歴任。長期かつ幅広い運用の経験と知識に基づいた多角的な分析に強み。2010年より現職。青山学院大学大学院(MBA)非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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harhy
17
ROEについての解説がよい。日本市場は、上場企業が多すぎてババをつかまされやすい。不確実な時代、ROEをきちんと踏まえた真っ当な投資が大切なんだと。2017/02/11
turtle
6
「ROEの高い銘柄は一貫してマイナスのリターンをもたらす」と衝撃に事実を挙げておいて、その対策もきちんと示してあります。 それにしても日本の株式市場は上場銘柄が多すぎて、ババをつかまされる可能性が大きいとは知りませんでした。2015/01/29
Hiroki Nishizumi
5
将来を読むとか難しい2019/10/30
らう
4
ピジョンの哺乳瓶はおっぱいの感触をリアルに再現するため創業者みずから1000人の女性のおっぱいを吸いまくり、実際に再現したそうな。他社が真似することは困難でありコモデティ化する可能性は低いであろう。というエピソードが衝撃すぎて他のことが頭にはいってこ・・(ry2015/01/13
バーベナ
3
ユーモアのある文章で、途中で何度か声を出して笑ってしまった。投資をするしないに関係なく、面白かった。日本の上場企業が多すぎというのは、すごく同感。2016/06/23