内容説明
苦境を超えるいまがチャンスだ!「三本の矢」の最大の要は次元の異なる金融緩和。具体的手段と効果、そして副作用脅威論の真偽を徹底解説。
目次
第1章 金融政策を大転換せよ
第2章 デフレはどれぐらい日本経済を蝕んでいるのか
第3章 金融政策決定プロセスと金融政策論争の系譜
第4章 構造問題とデフレーション
第5章 歴史に学ぶ大恐慌と昭和恐慌の教えるもの
第6章 ゼロ金利下でも有効な金融政策
第7章 日銀の独立性と決定権
著者等紹介
岩田規久男[イワタキクオ]
学習院大学経済学部教授。1942年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院修了。上智大学経済学部教授を経て、98年より現職。著書に『昭和恐慌の研究』(編著、第47回日経・経済図書文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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メタボン
5
☆☆★ グラフの意味がなかなか理解できず少し難しかった。リフレ派の論調は「後出しじゃんけん」のようで、「今更ずるいよ」と思う一方、クルーグマンを代表とする多数のアメリカの経済評論家が、何年も前から緩やかなインフレに向かう中央銀行の金融緩和政策が必要と主張しているのに、何故日銀は耳を貸さず、頑なな態度でゼロ金利解除してしまったのか。今年度の法人税は2兆円上振れするとも言われており、アベノミクスの正しさを表している。日銀の頑なな態度により日本の莫大な資産が消失した現実について、日銀自身が検証し説明してほしい。2014/06/09
k_jizo
2
★しまったこの方の本は難しいんだった、苦労しながら読了2014/05/25