これから、中国とどう付き合うか

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532354558
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0033

内容説明

GDP世界第2位の超大国に躍進すると、横暴ともいえる自己主張を始めた中国。この巨大な隣国が突きつける課題を克服し、成長の契機にできるか。いま眼前に到来する絶好の機会と、これからの課題を、前駐中国大使が語る。

目次

序章 新しい時代の新しい日中関係を考える
第1章 中国から、中国はどう見えるか
第2章 日中が抱える3つの問題
第3章 新しい時代の新しい日中関係を築く
第4章 戦略的互恵関係とは何か
第5章 これからの日中関係に求められるもの
終章 明るい未来を見出せるか

著者等紹介

宮本雄二[ミヤモトユウジ]
1946年福岡県生まれ。69年京都大学法学部卒業後、外務省入省。以降3度にわたりアジア局中国課に籍を置くとともに、北京の在中華人民共和国日本国大使館駐在は3回を数える。90年から91年には中国課長を、2006年から10年まで特命全権大使を務める。このほか、1985年には軍縮課長、87年には外務大臣秘書官、94年にはアトランタ総領事、2001年には軍縮・軍備管理担当審議官(大使)、02年には駐ミャンマー特命全権大使、04年には沖縄担当大使を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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novoo!

1
中国が覇道から王道へシフトできるか、失われた孔子の教えを彼の国は取り戻せるのだろうか。2011/08/13

メルセ・ひすい

1
14-65赤70たしかに40年以上の外交官生活は貴重。シカシ、王道・孔子が出てくるあたり??赤い中国認識が?長く進展しなかった要因の一人の外交官ともいえる。ここで、そういうはなしは無い。孔子は共産主義とは無縁。士大夫である。そして王道しかり。上から目線的外交官。閣下的外交。中国人民、庶民は今でも儒教は嫌い道教だ。GDP世界第2位の超大国に躍進すると、横暴ともいえる自己主張を始めた中国、この巨大な隣国が突きつける課題を克服し、成長の契機にできるか。今眼前に到来する絶好の機会と今後の課題を前駐中国大使が語る。2011/02/20

はんぺん

0
著者の中国の専門家としての意見は貴重。日中関係が揺れている中で、日本では、特に現代史を教えるのを避けてきているのが気になる。私は、あまりに中国のことを知らなかった。互恵関係をもつためにも、相手のことをよく知ることから始めたい。2013/01/19

上り下り澱

0
 最近新聞を(悪い意味で)騒がせる中国との関係について知りたく購入。最初は実は余り内容には期待していなかったのだけれど、これが中々面白い。外交官として中国に長年暮らした筆者の体験を元に書かれたこの本書は、中国との”現実的な”付き合いかたについて言及している。この現実的、というのが今のネットなどの意見では見られづらいポイントだろう。私も日本人として今の中国の行動には腹が立つ事も多い。しかし、だからといって絶縁するのは今の日本では不可能なのだ。中国が嫌いな人ほど読んで欲しい本である。2012/03/11

村祭り

0
言葉遣いが丁寧(≒まどろっこし感あり)で、読み進めづらかったが、歴史を学ぶことの大切さと、結局は人間同士の付き合いだということは伝わってきた気がする。 中国とというか、これから日本がどうしていくべきかといことは悩ましい問題であるし、それより後、中国が成熟していく過程で、日本人だけでなく、世界中のみんなが、そこそこに暮らせる形ってなんだろういと考えると答えは難しい。 今のエコや節電も、長い期間から見れば、付け焼刃敵なのでしょうし。2011/08/11

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