内容説明
生産と消費がスパイラル状に拡大し、人、モノ、技術、マネーが域内をを駆けめぐる―。21世紀に入り大きく変貌したアジアのうねりを中国、インド、ASEANから中東まで視野に入れ、ベテランジャーナリストが独自の視点から解説する、ひと味違った現代アジア論。
目次
第1章 「アジア力」の現場―膨張する産業、沸騰する消費
第2章 グローバリゼーションと「アジア力」
第3章 新興アジアの産業力
第4章 アジア消費力の実相
第5章 「アジア力」の死角
第6章 「アジア力」をどう活かすか
第7章 「アジア力」の未来予想図
著者等紹介
後藤康浩[ゴトウヤスヒロ]
1958年生まれ。早稲田大学政経学部卒業、豪ポンド大学経営大学院修了(MBA取得)。84年日本経済新聞社入社、社会部、国際部、バーレーン駐在、欧州総局(ロンドン)駐在、東京本社産業部、北京駐在、論説委員兼編集委員、アジア部長を経て、現在、日本経済新聞社編集局産業部兼アジア部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
28
2010年初版。未来世紀ジパングで解説する日経のアジア部長、論説委員。 データを基に解説しているが7年で古く感じられる程アジア諸国の発展が早い。当時からインドを注目され、人口数、英語、米国との時差(12時間)、欧州と中東など近距離など優位である事を挙げ躍進度は中国以上。政策と行政がうまく機能していなかったが変化が見られる。日本は市場として中国に重点を置いてきたが、アジアに拡散すべきと説く。2017/09/27
おっとちゃん
0
問題意識というか仕事の範囲なので役に立ちます 買っちゃいました2011/02/18
カッチャン
0
日本がこれからどうなっていくのか心配である。
mamesen
0
アジアの今を知るのに丁度良い。読みやすいし分かりやすい。2011/01/28
k
0
これからの経済の動向を人口、産業の面から分析している。2010/11/29