ハワード・ベーカー 超党派の精神

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  • サイズ B6判/ページ数 186,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532353711
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C3031

内容説明

米国流民主主義を支えた信念の政治家、米国政治を動かした“偉大な調整役”。共和党上院のリーダーとして活躍し、レーガンと大統領候補の座を争い、後に大統領首席補佐官、駐日大使を務めた信念の政治家が半生を語る。

目次

1 政治家への道(世界の変革;故郷・テネシー ほか)
2 超党派のリーダーシップ(新人時代;南部戦略とニクソン ほか)
3 大統領の座(二正面作戦;ホワイトハウス挑戦 ほか)
4 日米の架け橋に(オオモノ大使;米同時テロ ほか)

著者等紹介

ベーカー,ハワード[ベーカー,ハワード][Baker,Jr.,Howard Henry]
1925年生まれ。67年、テネシー州で共和党初の上院議員に(~85年)。77年、共和党上院院内総務となる(~85年)。80年の大統領予備選でロナルド・レーガンに敗れるが、87年から大統領首席補佐官として活躍(~89年)。2001~05年には駐日大使を務めた。ウォーターゲート事件で同じ共和党のニクソンを厳しく追及するなど、その政治人生を通じて、困難な状況でも党利党略ではなく公正と国益を追求する“超党派”の信念で知られ、「偉大な調整役」と呼ばれた

春原剛[スノハラツヨシ]
1961年東京生まれ。83年上智大学経済学部経営学科卒業、日本経済新聞社入社。産業部、国際部、政治部、米州編集総局ワシントン支局、戦略国際問題研究所(CSIS)客員研究員などを経て、2004年より編集局国際部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

choku_tn

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「大統領は何を知っていたのか。そして、それをいつ知ったのか」ウォーターゲート事件追及のための上院特別調査委員会でハワード・ベーカー(1925-2014)が発した言葉は今でもアメリカで大統領絡みの問題がおこると紙上をにぎわす。 長く上院議員の座にあった共和党の重鎮で1977年から1985年は院内総務として党派間対立融和に努力。2001年から4年間は駐日大使を務めた。 アメリカの行政府と議会の関係、二大政党の狭間から導かれる政策形成過程の一端が覗える。ベーカー流「超党派の精神」は今こそ見つめ直される時だ。

Kazuhiro Momoi

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ベッドの中で読了♪日本経済新聞の「私の履歴書」(週末のNIKKEI PLUSともども大好きな特集です)に連載されていた内容を充実させたものです。 米国上院の院内総務やレーガン政権時代に主席大統領補佐官を務め、小泉内閣以降の駐日大使として活躍された筆者の半生記は、議会人としての想いやこれからの日米関係に関する想いが、親しみやすい文章の中に力強くこめられていています。 題名にもある超党派という言葉の重みを、このような時代だからこそ、自らも今一度よく思いなおす必要があるのかと思います。2015/06/17

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