稲盛と永守―京都発カリスマ経営の本質

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稲盛と永守―京都発カリスマ経営の本質

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  • サイズ 46判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532324216
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

出版社内容情報

京セラ、日本電産、ローム、村田製作所、オムロン、堀場製作所――。なぜこれらの京都企業はユニークな発想で経営を推し進めているのか? 本書は、小企業を世界に冠たる大企業に育てたカリスマ経営者である稲盛和夫、永守重信を比較し、両者の強み、共通点、限界を明らかにするかつてない比較経営者論。
 第Ⅰ部では、リーダーとしての人間的魅力とその背景を取り上げる。第Ⅱ部では両者のビジネスモデルを解明し、共通点と強みを明らかにする。終章では両者の夢と限界について述べる。
 二人とも、グローバルに活躍していること、B2B企業として世界トップシェア事業を数多くもっていること、未来創造に向けて自社にとどまらず幅広く種まきをしてきたことなど、数々の共通点がある。二人とも、独自の経営哲学と経営手法を確立している点でも共通している。稲盛の場合は「フィロソフィ」と「アメーバ経営」。永守の場合は「3大精神」と「3大経営手法」。ただ、それらの中身をよく知れば知るほど、両者の経営モデルの本質がぴたりと重なり合うことに驚かされる。そこで本書では、両者の経営モデルを「盛守経営」と呼ぶことにする。盛守経営には、以下の3つの共通点がある。
①「志」から出発していること。②30年先、50年先といった長期目標を立てるとともに、短期的に結果を出すことにこだわり続けること。③人の心に火をつけること。
盛守経営は、コロナ後の新たな世界を拓く経営でもある。

内容説明

日本が誇る経営の「世界遺産」。不易を見据えるために必要なことは何か?二人のカリスマ経営者の知られざる共通点を明らかにし、日本企業が学ぶべき経営の本質に迫る。画期的比較経営者論。

目次

第1部 二人のリーダー(リーダーの条件;リーダーの軌跡;リーダーの素顔)
第2部 「盛守」経営の解明(アメーバ経営の本質;永守戦略の神髄;「盛守」モデルの共通点;大義と大志―Mindfulness;経営の押さえどころ―Objective‐driven,Results‐oriented;魂を揺さぶる―Inspire!;「盛守」経営の未来)

著者等紹介

名和高司[ナワタカシ]
一橋大学ビジネススクール国際企業戦略専攻客員教授。京都先端科学大学客員教授。東京大学法学部卒、ハーバードビジネススクール修士(ベーカースカラー授与)。三菱商事(東京、ニューヨーク)に約10年間勤務。2010年まで、マッキンゼーのディレクターとして、約20年間コンサルティングに従事。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。日本、アジア、アメリカなどを舞台に、多様な業界において、次世代成長戦略、全社構造改革などのプロジェクトに幅広く従事。2010年に一橋大学大学院特任教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

95
二人の言葉がいい。稲盛さん:「動機善なりや、私心なかりしか」「自他から利他へ」「渦の中心になれ」「成功さえも試練」。永守さん:「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」「情熱・熱意・執念」「脱皮しない蛇は死ぬ」「任せて任さず」「長所があるから叱れる」。ハラスメント対策など「○○してはいけない」という否定文の言説ばかりが流布する世の中だからこそ、志(パーパス)と熱意(パッション)に根差した前向きの言葉が心を打つ。働くことの尊さを突き詰める二人の姿に魂が揺さぶられる自分は、やはり「昭和」の人間なのだと実感する。2022/11/03

はやたろう

12
現日本を代表する経営者稲盛和夫と永守重信を比較しながら、経営者としての神随をMORIモデルとして紹介。昭和の遺物のような2人の経営哲学が低迷する日本を救う経営モデルなのか?半信半疑だが、平成日本が低迷する中での2人の活躍は、本物であることは疑うまでもない。グローバルスタンダードという和製英語に踊らされ、ESGやSDGsに今更ながらに声を上げる企業との違いは明白だ。稲盛氏の仏の教えにもとる経営思想と永守氏の人を動かす人になれという情熱思考。2人の経営フィロソフィーが未来に受け継がれることを願う。2022/07/13

yukiko-i

8
京セラの稲盛和夫さんと日本電産の永守重信さん。どちらも京都を拠点に大企業まで成長させた方で、その2人の企業理念や会社経営の考え方がまとめられている。 2人の経営のカリスマがこれからの日本経済をどう捉えているのか、聞いてみたくなった。2021/10/02

templecity

7
日本の名経営者として、松下幸之助、稲盛和夫、永守重信、柳井正、孫正義を挙げているが、孫正義は革命者という意味で別格として、稲盛と永守を挙げている。アメーバ経営の稲盛だが、基本は全社最適、世の中のため。理屈で分かっていても、それを実践させたのが稲盛。短期的な視野では評価しない。欧米の経済フォーラムに呼ばれて、世のために動かなければならないと論じたが欧米では覚めた目で見られた。やはり彼らの基本が金儲け。中国では稲盛尊重者は多い。永守は駄目なものは駄目とはっきり言う。資源を集中する。等々 2023/04/02

hiyu

7
日本を代表する経営者でもある稲盛和夫、そして永守重信の対称性を示しつつ、経営とは何かを示している。本書で示される数々の言葉に心揺れ動かされるのはやはり、昭和という時代も垣間見た故か。2023/02/19

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