対デジタル・ディスラプター戦略―既存企業の戦い方

電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

対デジタル・ディスラプター戦略―既存企業の戦い方

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532321659
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3034

出版社内容情報

あらゆる業界を飲み込む破壊の力学と、それを支える「デジタル・ビジネスモデル」を解明。勝ち残りをかけた既存企業の戦い方を伝授

目次

「破壊者」ではなく「破壊の力学」に注目する
1 デジタル・ボルテックス(デジタル・ディスラプションの破壊力;デジタルが可能にしたビジネスモデル;バリューバンパイアが市場の利益を飲み干す;ディスラプターとどう戦うか―4つの対応戦略)
2 デジタルビジネス・アジリティ(アジリティを高める3つの組織能力;これまで手に入らなかった情報を集める―ハイパーアウェアネス;解析力を高めてバリューを見抜く―情報にもとづく意思決定力;リソースとプロセスを動的にする―迅速な実行力)
いかにして競争力を高めるか

著者等紹介

ウェイド,マイケル[ウェイド,マイケル] [Wade,Michael]
IMD教授。DBTセンター所長。カナダのウェスタンオンタリオ大学リチャードアイビー・スクール・オブ・ビジネスで学位、MBA、博士号を取得。スイス在住

ルークス,ジェフ[ルークス,ジェフ] [Loucks,Jeff]
シスコ・デジタイゼーションオフィスのディレクター、DBTセンター客員研究員(2017年5月まで)。オハイオ州立大学で政治学の学士号を、トロント大学で政治学の修士号と博士号を取得

マコーレー,ジェイムズ[マコーレー,ジェイムズ] [Macaulay,James]
シスコ・デジタイゼーションオフィスのディレクター、DBTセンター客員研究員。ダルハウジー大学で政治学の学位を、トロント大学で政治学の修士号を取得

ノロニャ,アンディ[ノロニャ,アンディ] [Noronha,Andy]
シスコ・デジタイゼーションオフィスのディレクター、DBTセンター客員研究員。カリフォルニア大学バークレー校で生物工学の学位を取得

根来龍之[ネゴロタツユキ]
早稲田大学ビジネススクール教授。京都大学文学部卒業(哲学科)、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員、文教大学などを経て2001年より現職。早稲田大学IT戦略研究所所長、早稲田大学大学院経営管理研究科長、経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、CRM協議会副理事長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっく

18
デジタルの波は留まるところを知らず、業界を破壊してゆく。私が使っているメール、SNS、インターネットラジオ、乗換案内、地図、すべてフリーだ。既存企業はたまったもんじゃない。その勢いを紹介した本は多いが、本書はそれへの対抗策を示唆した珍しい書。とはいえ、迫りくる炎にこちらから火を放つような感じで、勝つシナリオとは思えない。驚いたのはアップルが既存企業として描かれているところ。だとするとウチの会社はガラパゴスどころか化石?2018/08/07

夜郎自大

7
名前は大袈裟だが内容はオードフォックス。機動力の高い人材、組織を作り、立てた仮説を高速なPDCAサイクルで試行錯誤を繰り返せ。事業計画は立てなくて良い。スピードとアジリティが大事だ。ということ。 ディスラプトしている経営ツールを活用することでアジリティ体質を構築できる、というのは面白い視点。 高速世界規模競争環境では、ネットワークandAPI活用することで、外部機能とのシームレスでスピーディな連携も可能なので、バリューチェーンよりも、バリューそのものにフォーカスしろ、という指摘が最も印象に残る。2019/08/25

ジュール

7
最初の方に載っていた、デジタルの渦、というより台風の目に飲み込まれていく、既存ビジネス。まさに変化できるものだけが生き残れる。デジタル化の3つのバリューが新しい潮流か。特にデジタルのAgilityを如何にして組織の能力とすることが出来るか? 同時に、破壊者ではなく、既存企業の解決策もカバーしており、ある意味、名著「イノベーションのジレンマ」の現代版か?(そこまではすごくないが)2019/05/07

Kentaro

6
IT部門は、社内で最も変化を嫌う部門になりがちだ。結果、企業の実行力を鈍化させてしまうケースが往々にしてある。というのも、IT部門は問題がないことが評価軸になっているケースが多く、システムの安定稼働時間がどれだけ長く維持したかに注力しがちで、リスクが増加するような変化は受け入れない。そして、ノーしか言わない部門と揶揄される。 さすがに危機感を持った仲間が増えつつあるが、まだまだ変化への伝道が必要なのは変わりがなさそうだ。2018/06/13

キミ兄

6
やっぱりビジネスの人じゃなくて学者が最新ビジネスを語るとどうしてもカタログみたいな本になっちゃうんだよね。新しい領域を見つけるのが大事なんであって、すでに登場しているビジネスを分類してもしょうがないのに。日々個々の情報に接している人は読むメリットあんまり感じない本。☆☆。2018/02/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12388503
  • ご注意事項