米軍式 人を動かすマネジメント―「先の見えない戦い」を勝ち抜くD‐OODA経営

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米軍式 人を動かすマネジメント―「先の見えない戦い」を勝ち抜くD‐OODA経営

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532320850
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

内容説明

PDCAよ、さらば。これからはOODAだ!無媒な「計画」と「予算」から現場を解き放て!

目次

第1章 機動戦経営とは何か?(湾岸戦争で敗れたイラク軍と東芝不正会計事件の類似性;経営企画部よ、いまこそ常識を破壊せよ!;先が見えない環境で戦うための機動戦;OODAとミッション・コマンドで「動き・動かす」組織を目指す;孫子の兵法から機動戦へ受け継がれた勝利の方程式)
第2章 OODAで「動く」個人をつくる(20世紀の礎をつくった3人の男たち;オーバーヘッド・コストがもたらす「数字の霧」;21世紀の管理会計は「人を動かす会計」;米空軍戦闘機F86が高性能ミグ15に勝利した秘訣;OODAで敵を観察し、すばやく動く機動戦経営)
第3章 ミッション・コマンドで部下を「動かす」(1日2時間しか営業しないビールスタンドの謎;ルール重視で失われた機動力を取り戻せ;現代に甦った参謀モルトケの訓令戦術;「選択と分散」を成功に導くミッション・コマンド)
第4章 クリティカル・インテリジェンスで「動ける」組織を目指す(誰よりも数字を愛し、「効率」を確立させた男;「動ける」インテリジェンスで戦う機動戦経営へ;数字に心理学を組み合わせて「勢い」をつくる;見えない問題を見抜くインテリジェンス;「探す・捨てる・絞る」数字のインテリジェンス)
第5章 DIOODA(ドゥーダ)で戦う機動戦経営(作戦の大筋をデザインし、臨機応変に戦うD‐OODAループ;「任せて動かす」ことで組織を成長させる)

著者等紹介

田中靖浩[タナカヤスヒロ]
田中公認会計士事務所所長。東京都立産業技術大学院大学客員教授。1963年三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒業後、外資系コンサルティング会社を経て現職。「笑いの取れる会計士」としてセミナー講師や執筆を行う一方、落語家・講談師とのコラボイベントも手がける。近年はスモールビジネスや中小企業の経営サポートに全力投球中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

99
日本では管理層が計画を作り、現場で計画がうまく回っているかを管理することが重視されてきた。しかし、この方法だと"予期せぬ変化"への対応が不十分になることがある。よって柔軟に対応する方法として、米軍が武力の消耗戦から、臨機応援に戦う機動戦へとシフトした際に使った意思決定プロセス「OODA」を学ぼうというもの。PDCAが計画通りに物事を進めることを重視するのに対し、OODAは臨機応変さが求められる。◆著者は軍関係者でも経験者でもない。理論のところなのでこんな感じでいいのかな。職種にもよるけど、具体例が欲しい。2020/03/18

西

19
会社からの課題図書。なかなかこういうのが多くて読みたいものが読めない…。 内容的には納得する部分もある。上層部は激動の時代の変化を読むことが出来ず、部下は会社や上司のせいにして能動的に動かない指示待ち。 どうやって自分の会社に落とし込むか、どんな良い本でもそこが一番難しい。2016/09/11

中島直人

9
(図書館)PDCAからOODAへ。変化の激しい現代社会では、あまりに計画に注力し過ぎる姿となってしまったPDCAは不適。観察を踏まえた方向付けのみ行い、その中で臨機応変に対処することが成功の確率を高める、ということになるか。2018/03/31

Kentaro

5
ダイジェスト版からの要約 OODAは「観察・方向付け・決心・実行」の流れを繰り返すウーダループです。相手をよく観察してその出方をうかがう。次に何をすべきか、過去の経験や知識を総動員して状況を判断する。この判断によって方向付けが行われる。その上で決心し、実行する。OODAで「動く」兵士を、ミッション・コマンドで動かす指揮をとる。それを繋ぐのが情報です。司令部は、さまざまな情報をもとに作戦を立てつつ、前線の兵士たちに指示を伝えます。「動く個人・動かすリーダーシップ・動ける情報」。これが機動戦経営の3要素です。2018/04/05

めいけふ

5
OODAを回すのは上場企業にとってかなり難しいだろうな。すぐにPDCAに回帰しそう。そして上場企業にぶら下がる企業もまた辛そう。スタートアップでこういう概念を取り入れていって変えるか、大塚製薬とかメルカリ、マクロミルみたいなユニコーンな会社に期待だなー。2016/10/03

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