出版社内容情報
ドロドロに液体化した男性の遺体の一部が都内で発見された。
死亡したのは坂口の友人・古屋教授。
現場からは人体の細胞を食い荒らして増殖する新種のアメーバが見つかり、その被害者は増加の一途を辿る。
凶悪な微生物の弱点は何なのか、そして目撃の相次ぐ奇妙な「蝉人間」との関連は――。
毒舌刑事の海谷、助教の二階堂と共に事件を追う坂口。
しかし、感染は身近な人物にも及び……。
「微生物研究×ホラー」シリーズ、待望の第2弾!
内容説明
ドロドロに液体化した男性の遺体の一部が都内で発見された。死亡したのは坂口の友人・古屋教授。現場からは人体の細胞を食い荒らして増殖する新種のアメーバが見つかり、その被害者は増加の一途を辿る。凶悪な微生物の弱点は何なのか、そして目撃の相次ぐ奇妙な「蝉人間」との関連は―。毒舌刑事の海谷、助教の二階堂と共に事件を追う坂口。しかし、感染は身近な人物にも及び…。「微生物研究×ホラー」シリーズ第2弾。
著者等紹介
内藤了[ナイトウリョウ]
2月20日生まれ。長野市出身、在住。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
53
コロナ禍のときに読んだ前作の、恩師の遺したゾンビ・ウィルスの流出によるウォーキングデッドなパンデミック対応に奔走した教授が再び感染に挑む⋯今回も負けず劣らずグロテスクな始まり方をする。“蟬人間”、“溶解人間”、“人喰いアメーバ”、まるで怪奇大作戦だ!そして根底には現実でも起こりかねない温暖化による未知の危機と、毎度危惧されるのは科学者の暴走!掴みはバッチリだが展開が急で都合良く盛り込み過ぎな感じは否めない。そのうえ身内にまで危機が訪れるのはやり過ぎだと思う。だがしかしこの短い頁で纏める手腕、やはり上手い。2025/03/12
えみちゃん
21
引き続き大好きな内藤さんです。こちらは特任教授・坂口先生のシリーズです♬今度は身体がドロドロに液体化した男性が空から降ってきます!落下した衝撃で破裂した遺体からゲル状化した粘液が撒き散らかされるのですが・・。いやいや今回も凄いです。永久凍土から目覚めたアメーバーが生存本能に従って変異しながら進化を遂げているとはいえ人類にとってはひとたまりもない。これ以上被害を出さないためにも《人喰いアメーバー》の弱点を探るため学生たちにも協力を仰ぎ邁進する姿に胸が熱くなります。目に見えないミクロの世界の攻防戦にドキドキ2024/12/27
火狐@二児の子育て奮闘中
9
怖い!微生物って怖いね!目に見えないし、感染にも気がつけない!今回は体をドロドロに溶かしちゃうヤツのお話でした~ところで、シリーズどうなるの?2025/05/10
みいやん
9
シリーズ2作目もハラハラドキドキでおもしろかった。続いてほしい。そして3作目にもケルベロスの登場を期待したい。2025/05/02
やま
8
シリーズ2作目。旧友がドロドロに溶けて亡くなった、第二、第三の被害が続くパニック小説。スピード感があり読みやすい内容でした。 続きが期待出来そうな終わり方で良かったです2025/02/08
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